明清楽

土曜日, 10月 3rd, 2009 @ 12:13:29 | blog

やっと晴れた。

ここんとこ結構降ったからね。

上がると、一段と秋も深まったような気がする。

・・・・・

さて、一昨日は珍しいレコーディングだった。

先日記した、おくんち関係のレコーディングだ。

明清楽という江戸時代に長崎に伝わった中国伝来の音楽だ。

ご婦人方の間では結構流行ったものらしい。

使う楽器は、丸い木のボディに三味線のような弦を4本張って、べっ甲のピックでつま弾く月琴。

幕末の頃、あの坂本龍馬の妻、お龍も習っていたのがこの楽器だ。

ひょっとすると、龍馬がお龍さんの側で、この柔らかな音を聞きながら、うたた寝でもしていたのかも? なんて想像すると楽しいね。

直径7~8cm、長さ10cm程の片方が開いた筒に、50cm位の木のネックが付いていて、何本かの馬の尻尾でできた弦を張って弓で奏でる胡弓。

径20cmほどの半球状の木に革が張ってあって、細い木の某で叩く、片鼓(はんこ)という打楽器。そして明笛(横笛)。

この楽器隊と共に唄もある。

奏者計7名に、指導の山野先生と藤間金弥先生。そして、コーディネイトをしてくださったT浪さん、総勢10名が、この小さなスタジオに集結したため、一気に温度も熱気も急上昇。

演奏が始まるまでが中々大変。一時も黙っていない。暑いの寒いの、音が大きいの小さいの、鼻息が荒いの荒くないの、そりゃまぁー大騒ぎ。

女性はどんどん強くなる生き物である。

img_0702.JPGPHOTOは、月琴チームのお嬢様方。

(マニア情報。使用マイクは、オンにAKG414と451、AKGで統一。アンビエンスに、U-87を無指向でステレオ。)

そんなこんなで、いよいよレコーディング開始。

音の小さな月琴チームはスタジオに、音の大きな笛とはんこと胡弓はコントロールルームに、と二チームに分かれての演奏になった。

PHOTO2は、片鼓と胡弓とお嬢様方。使ったマイクは、ShureのSM-57と58。打楽器に57はスタンダードだが、胡弓には、初めAKG-451を当てimg_0705.JPGimg_0704.JPGていた。でも、ちょっと硬すぎるようだったので58に変更。

はんこは、その音から皆さん、パラパラと呼ぶ。くんちでは、かなりポビュラーなパーカッションだ。

胡弓は、バイオリン同様、艶やかで美しい音色を出すには相当の修練が必要な楽器。

前から知ってはいたが、本当に長崎に似合う音楽だ。恐らく、時間の経過の中で、少しずつ日本らしいアレンジが加わっていったと僕は推測する。

というのは、確かに音階やメロディーは中華風なのだが、雰囲気が中国本土のそれとかなり違っているように感じるのだ。

何となく、お座敷音曲風の、たおやかな雰囲気というか・・・・

PHOTO3は、このチームを演奏面で取り仕切っておられる山野先生と、明笛と呼ばれる横笛奏者の若者。女性ばかりのチームの中に、黒一点、というか男性一人。中々のイケメンだ。

因に、明笛にはBeta57を使用。

T浪さんは、この明清楽を、もっと分かりやすく整理して、広く伝えたいという夢をもっておられる。

僕も微力ながら協力していきたいと思う。

レコーディングは、みなさん初めてだった割にはかなりスムースに進行し、約三時間で予定の4曲を録り終えた。

皆様、お疲れさまでした。

 

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