天使と悪魔

日曜日, 5月 17th, 2009 @ 19:56:10 | blog

top_logo.JPG今日は、久々に映画を観に行った。ユナイテッド・シネマに『天使と悪魔』を。。。。

これは、古代から未来永劫続く、人類普遍のテーマだろうね。

数年前、世界の話題をさらった大ヒット映画『ダ・ヴィンチ・コード』(作、ダン・ブラウン)の、続編だ。

監督は、もはや巨匠と行っても良い、ロン・ハワード。

彼は、僕らの世代で言えば、説明不要の不朽の名作『アメリカン・グラフィティ』の真面目な青年、ステイーブ役を覚えている人も多いだろう。どちらかと言えば、控えめな印象だった

彼が後に、これほどの大監督になる等と、誰が予想しただろう。

因にこの映画、プロデューサーにフランシス・フォード・コッポラ、監督、ジョージ・ルーカスという黄金コンビ。

さて、肝心の映画は、・・・・・結論から言えば面白かった。

中世の秘密結社秘話も、エンディングまで息つく間もないジェットコースターのような展開も、美しく壮麗なバチカンも(あらためて、中世の大芸術家達の仕事に感嘆せざる得ない。まさに天使の仕事と呼ぶしかないだろう)、どんでん返しに次ぐどんでん返しも、勿論、スピード感抜群のカメラワークも、鮮やかなCGも。。

一級のエンターテイメントに間違いない。(詳細は語らないよ。ネタばれだからね)

個人的には、バチカンカトリック上層部が余りに美しすぎるような気が・・・(それだけ気を使ったのかな、ロン君)・・・・それと、音楽が弱い気がした。

しかし、作者のダン・ブラウンは、現代の科学至上主義がもたらした様々な不幸を嘆き、かつて中世に、それを見抜いたのかもしれない当時の識者達が犯した過ち(科学者弾圧)にも、一定の理解を示したかったのかもしれない。

それほど現実世界には、凄まじい天使と悪魔の争いが続いている。しかも、悪魔の方が分がよく見える。

いつまでたっても、それこそこんなに科学技術は進歩していても、戦争は繰り返され、貧困も、病気も、一向に解決される気配はなし。

もし、軍需産業のために戦争は続き、製薬会社のために病気は完治せず、独裁者のために貧困は無くならない。
としたら・・・・

まさに世界は欲望という名の悪魔に征服された観さえ有る。

僕自身、このテーマ(心の中の天使と悪魔)にとても興味が有り、二つ舞台を創った。
(言うのもおこがましいレベルだけどね・・)

一つは、島原の乱を扱った『四郎外伝〜パライソはどこに〜』

もう一つは、ダンスマスターズの公演のために書いた『ふりこ』という物語。
(人間は善と悪の間で、未来永劫揺れ続けるという物語)

これ、実は今年秋に再演します。

。。。。。。

ところで、この物語のメタファーの一つ『半物質エネルギー』これがいかほどの物かは、丸っきり理系の脳みそが足りてない僕には知る由もない。

現代科学の粋を集めた新エネルギーの開発は、まさにエネルギー枯渇問題に喘ぐ人類の救世主なのかもしれない。

しかし、僕らは知っている。

かつて人類は、神のごとき崇高な理念をもって核を生み出し、そして悪魔の邪心で、それを使ったことを。

それこそが、まさに昨日のTVニュースで見た現実なのだ。

恐らく、ダン・ブラウン=ロン・ハワードも、この物語の下敷きに、この惨劇をヒントにしたことは想像に難く無い。

これからも人間は、神に近づくような凄まじい技術を開発するだろう。

僕らは、それを使う人間が悪魔にならぬ事を神に祈るより手だてはないのか・・・・

人類に与えられた命題なのだろう。。。。

 

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    3 Responses to “天使と悪魔”

    1. KITON (東京人) Says:

      2008年11月の坂本竜馬にコメントを書きましたが読みましたか?

    2. admin Says:

      KITONさん、ありがとうございます。

      早速、みます。

    3. 彦根正人 Says:

      こんにちは
      『半物質エネルギー』ってなんですか?
      「反物質」では?

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