YAMAHA M7

月曜日, 4月 14th, 2008 @ 16:42:23 | blog

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昨日は、久々の野外イベント。某大学の新入生歓迎イベントだ。朝から、延々ととサークル紹介。午後からは軽音サークルの紹介。ギタートリオのロックバンドから、ビッグバンドジャズバンドまで9バンド出る。〆はビンゴゲームコーナーだ。残念ながら、小雨降る悪天候だったが、なんとか無事行えた。

で、今回、初めて、YAMAHA M7というデジタル卓を使ってみた。(ありがとう宮園君。)

普段は、4人がかりで上げる卓も二人で楽々。卓周り機材も、いつもなら、両サイドに、まるでコクピットのように立ち並ぶ機材類が、右サイドにちょこっと。(写真に写る物が全てだ。)EQもエフェクトも、そのほとんどが卓内蔵だ。よって、セッティング作業もあっという間に終了。素晴らしいね、デジタルって。

デジタル卓は、普段スタジオで同じヤマハのO2Rを使っているし、自分で音響設計したライブハウスにも、DM1000をチョイスし、勿論オペレートもしている。ので、何の不安も無かった。・・・・ところが、

これは予想していた事だが、やはり、相当慣れないと、モニター返し等の作業は、スピィーディーに 出来ないし、多くのバンドが入れ替わり立ち替わり出るようなイベントの場合、同時に全チャンネルの全パラメーターが見れない、というのは辛い。

それと、サウンドが予想より随分違う。
PAアナログ卓といえば、僕はこれまで、ヤマハのPM1000や1516に始まり、3000シリーズ、サンクラ(サウンド クラフト)のS800等を経て、現在は主に、マイダスのVeniceや、サンクラのMH-3を使用している。

これらアナログの卓とM7のサウンドの最大の違いは、何となく勝手に音がまとまってくれるアナログに対して、デジタルは、まったくまとまってくれない。

分かりやすいのがドラムだ。

サンクラの卓などは、EQ無しでも、かちっとしたアタックがあって、コンプなど使わなくとも、びしっとタイトにまとまる感が有るのだが、M7にはまるでない。
個々の音も、何となくパスパスした音で、力ない感じだ。ドラム以外は、それ程差は感じないのだが、バンドものの場合、ドラムサウンドは何といっても要なのだ。

非常にSNも良く、EQ等も、アナログ卓と段違いの精度を見せるのに、何じゃ、この面白みの無い音。

(そう言えば、O2Rが来た当初も、ドラムをまともな音にするのに随分時間がかかった。
結局、卓では位相合わせ以外は極力何もせず、ドラム本体のチューニングとスタジオアコースティックを改善することが答だったし、ミックスの際は、必ず、一旦外へ出し、アナログのコンプを通す事が、もはや定番化している。しかし、O2Rでも、これほど色気の無い音ではなかったような気がする。・・・)

つまり、よく言うと、それだけ正直に素直に音を出すのだろう。卓の中で何かが起こる、何て事は無いのだ。

余りにも、パツパツとした色気のない音なので、コンプを掛けてみたのだが、これまた、アナログの物と、かかり方が相当違う。アナログの物は、良くも悪くも、掛けたら直ぐにそれと分かる、それらしい音色の変化が起こる。
つまり、いわゆる、引き締まったマッシブな音に変わるのだが、このコンプは、少し趣が違う。当然、レベルは抑制してくれるのだが、アナログのような好ましい音色変化は小さい。

ん〜む・・・・これは難しいのぉ〜。 これだけコンパクトな上に、この多機能は捨てがたい。
勿論、バンドもの以外だと、ベストチョイスだろう。

それこそ、ミュージカル等の複雑な舞台音響には、絶対にありがたい機材だ。
数年前の僕の舞台を上演した際に、これが有ったなら・・・・・

しかし、今回のような、多くのバンドが出演するフェスティバル(しかもノーリハだ!!)は、かなり厳しいね。
おまけに気のせいかもしれないが、フェーダーのカーブも違う気がする。
ボリュームを下げて行くと、有る地点から急激に下がるような・・・
また、音質も、低レベルでは、何だかシャリシャリするような感じが・・・・

おいおい、なんちゅうネガティブ発言連発なんだ〜。トータルで見ると、決して悪くないんだけど、ドラムが良くないと、ホント評価にひびくけんね〜、俺らバンドマンには〜。

そうは言っても、とにかく今は、勉強する事が大事なんだろうな 。(またよろしくね〜宮園君。)
未来は、ほとんど全てがデジタルになって行くのは確実なわけだから、経験を積むしかないね。今はあくまでも、アナログの方法論で語っているわけだから。
必ず、デジ卓ならではの良い音になるポイントが見つかるはずだ。

それに、僕のこの感想は、デジ卓を使った人の多くが持つものだと思うので、きっとメーカーにもフィードバックされている事だろう。であれば、きっと近い将来、そういう部分を改良?したものが必ず出てくるに違いない。
楽しみでも有るね。

 

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