龍馬伝 最終回

水曜日, 12月 1st, 2010 @ 13:34:42 | blog

image-3.jpeg遂に終わってしまった・・・・龍馬伝。

僕は仕事だったのでリアルタイムでは見ることはできなかった。

HDRに録っておいたので、やっと昨晩見ることができた。

会う人会う人が、龍馬好きの僕を知っていて、最終回の話しを振ってくるので、口止めするのに必死だった。(笑)

まず、結論・・・・良かった・・・・納得行かないストーリーや人物造形、台詞も多く、不満だらけの龍馬伝ではあったが、この最終回は、良かった。

龍馬は、周知の通り、慶応三年(1867年)十一月十五日 (旧暦)、京都、近江屋二階で暗殺された。

これだけは動かせない。現在、襲撃の様子も、かなりの部分分かってきている。

ここをピークに、どういう具合に持って行くのか、そこに僕の興味は集中していた。

まず、中岡慎太郎がやってくるのだが、その理由が中々だった。勿論史実とは違うのだが、巷には今なお中岡犯行説も根強く有る。

そこらへんを考慮した演出になっていた。つまり、有名な新政府綱領の冒頭、新政府の盟主○○○の○○○にはいったい誰が入るのか! ここが、反幕勢力にすれば最大の関心事になっていた。

ここにもし、徳川の名前でも龍馬が考えているのであれば許せん、という訳である。

実際、史実では、龍馬はそう考えていた線が濃厚であった、と云われている。

それはさておき、中岡は、それを確かめに龍馬に会うというのである。もしそうなら斬る、とまで言う。

そのお陰で、近江屋での龍馬とのシーンは、実に緊張感のあるシーンになったと思う。

ここで初めて、僕は、福山君が龍馬とだぶって見えた。中岡は、初めから中岡だったけどね。(流石!!)

ちょい役でいろんなタレントさんが出ていたのも楽しかった。(ビビる大木や井手らっきょ)

新撰組は、最後までマヌケ役で可哀想だった。

沖田総司ら、たった四五名で、長州や土佐の反幕攘夷志士達数十名を皆殺しにした池田屋事件を例に出すまでもなく、タイマン勝負で近藤勇が中岡に負けるはずも無いんだけどね。

そして、見廻り組である。彼らは、いわゆる歴とした幕臣で、新撰組のような有象無象の衆ではない。

いわば、エリート集団だ。

外見的には、ちょっと、そこらからは外れた印象だが、暗殺グループが持つ凄み、みたいなものは充分すぎる程あって良かった。

image.jpeg殊に、その中心が、最近、スーパーフライとの競演が光っている、元ブランキージェットシティの中村達也 、耳に、確か十数個のピアスをつけていた下関出身のハスキーボイスシンガー、SION(シオン)の二人、というのが面白かった。

昔から、ロックミュージシャンは、よくこういう役所で映像作品に起用される。

生き様からくる存在感が際立つんだろうね。 さすがに台詞はほぼ無かったけど。

ただ!! 動機!! これにはがっかり!! 見廻り組の、龍馬に対する憤りからくる、ほぼ単独犯。

幕臣である彼らには、ちょっと考えにくい。彼らには必ず上役おり、さらには殿様もいる。そこの承認無くて動くのか??

全体を通す“軽さ”が、こんなとこにも出ちまったパターン、もしくは、今までに無かった、という線に固執するあまり、木を見て森を見ずパターン・・かな。

それに、こんなオチにするのなら、それまでの薩摩との軋轢は、しつこすぎじゃね?! おまけに、薩摩との親密ぶりはほぼスルーだったし。西郷や大久保が可哀想すぎ、あまりに小物過ぎて。

僕自身、龍馬ファン歴30年。この点に関しては、相当調べもしたし考えもした。

実行犯は、見廻り組説は動かない。問題は、彼らに命を下したのは誰か?!という点である。

これに関して、このサイト方が実に納得のゆく考察をされているので、参照されたし。

戦国カフェ

勿論、他にもちょっと待てよ!! というシーンもあった。

yata.jpg特に弥太郎!! どうしても出したいんだろうね・・・・(あきれ顔)

何でこんなとこまで出さにゃならん?? いらんだろ!? それに、見廻り組も、もし、暗殺直後に顔を見られたとしたら、捨て置くか? しないだろ? 普通に考えて。

最後に、明治の弥太郎が、嫉妬と憧れがないまぜになったくしゃくしゃの顔で、『・・あんな龍はどこにもおらん・・』と叫ぶとこまでは良かったが、あの最期はいらんだろ!?

あんな怨霊に取り憑かれて死んだような顔!! せっかく感動していたのに、おもわず吹いちまった。

imai.jpgしかし、それでも、龍馬暗殺のシーンは良かった。

その前の、中岡を真心で、夢や希望の力で、懐柔、いや、納得、いや感化、いや・・・感動させて行くシーンが、とても好きだ。

もともと、龍馬と中岡は、無二の親友だと僕は思っている。反発するところも有るが、何といっても、生き残りわずかになった、同郷の同階級(ともに下士)の同志なのだ。

他には決してない空気が、二人の間にはあったと、僕は思うのだ。

そして、その時がやってくる。凄まじいスピード感!! いらんテロップもあったが、とにかく良かった。

史実とは若干違うが、暗殺の暗さや残虐さが充分に表現されたシーンだったと思う。

このシーンに限っては、これまでの龍馬モノの中で最高だったと僕は思う。

最後に、中村達也演ずる佐々木只三郎が、『もうよいもうよい』とだけいって立ち去るところまで、ほんの一二分。かなりのリアリティだったと思う。

入ってくるシーンや、藤吉が斬られるシーン、近江屋の人々のシーン、すべてを端折ったところも演出として有りだと思う。ここはとにかくスピードなのだ!!

龍馬の最期の台詞も、司馬竜馬を引用しなかったところも好感を持った。

ここの福山君、素晴らしかった。渾身の演技、とはこういうことなんだろう。

思わず、龍馬への思いが高揚して泣いてしまった。(『竜馬がゆく』の最期のシーンもそうだが、ここにくると、僕はどうしても泣かずにはいられない)

拝啓、福山雅治様

1年という長き(実質2年)に渡って、日本史上最大級のスターと真正面から向き合い、全国民から注視され続けることのつらさ、僕には到底分かりませんが、本当にお疲れさまでした。

きっと、一皮も二皮も剥け、新たな音楽人生に反映されることでしょう。

そして、同じ長崎市に生まれたものとして、誇りに思います。ありがとうございました。

龍馬伝に関わられたすべての演者及びスタッフの皆々様、ありがとうございました。

 

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