チェック!! オーディオテクニカ AT4080

水曜日, 11月 3rd, 2010 @ 19:02:37 | blog

数日前、いつもお世話になっている(株)ヒビノのFさんより、オーディオテクニカAT4080が届いた。

随分前に試聴をお願いしていたものだ。

で、いったい何かつーと、マイクですな!! それも、リボンマイク。

まっ、難しい話しはいつものようにすっ飛ばして早速音の話に。

リボンマイクの特徴を上げるならば、

1. サウンドが自然 2. 特に高域がナチュラル 3. 感度が低い(いわゆる音が小さい)

4. 繊細で壊れやすい

ざっと、これくらいか。以前お借りしたシュアーのリボンマイクは、上記に上げた特徴を漏れなく備えていた。

が、正直、あんまり触手を延ばしたくなるようなサウンドでもなかった。要は面白くなかった。

リボンマイクとは、そもそも大昔に造られたマイクで、その感度の低さや繊細さから、ここんとこ使用頻度が減っていたのが、数年前から、その音の自然さ故に、また脚光を浴びているマイクなのだ。

そのブームの一翼を担ったのが、R-121を初めとするロイヤー社製リボンマイクだろう。

僕も何年か前、お借りしたことがあるが、その自然で柔らかな音色にノックアウトされた記憶がある。とても欲しかったが、いかんせん高い。(売価で20万円程)

その時の記憶から、僕は、機会があれば、いつかリボンマイクを手に入れたいと思っていた。

そんなこんなでAT4080だ。

img_0945.JPGで、チェックしてみた。相対機は、ザ・スタジオスタンダード、ノイマンU-87Aiだ。

ご覧の通り、並べて立ててみた。マイクアンプは、O2R96のを使った。

因に、よく見えないが、背後の黒いのは、これまた近々『手に入れたいリスト』に入っている、サウンドエンジニアリング(SE)社製の、リフレクションフィルター。エンジニア仲間のマッキーに借りたものだ。

(ありがとねー、マッキー。良いよ、これ!!)

さて、まずは感度差・・・・・

当たり前だけど、かなり違うね。聴感上、14〜15dbくらい? ・・・・いやもっとかな・・・

87は、コンデンサーマイクの中でも大きい方なので仕方ないけど、この差はでかい。

オフ(遠い)な感じには使えないね。(最初から、そのつもりは無しかな)

まっ、指向性も、かなり狭いので(かなり、くっきり切れてます)、 オン目な感じに限定。

声でチェック。・・・・・うーーーーーん、これはまた全然違うね。

4080の方は、とにかく自然。固めの声でも、変なピーク感が全然ない。すっと聞ける。

上の方も、18khまで伸びてるらしいけど、伸びてまっせ、なんつーイヤらしさはまったくない。

それに比べて87。シューシューしてるね。ハイが伸びてるよーという意味ね。

声を張ると、いわゆる3〜4khくらいの耳に痛いあたりがキンキン来る。

勿論、これは、声がでかくて固めの人の場合の話しね。

しかし、僕はいつも、ロックボーカリストに多い、このでかくて固めの声を巧く録れるマイクを探しているのだ。

特に最近、完全デジタルになってから、コンデンサーマイクでは、硬すぎて後が大変と言うケースが少なくない。

昔のアナログと違って、デジタルは、一切劣化しない。ハイは、そのまま最後まで残る。

アナログのように劣化して、勝手にいい感じになったりしてはくれないのだ。

きっと、こんな時代の要請もあっての近年のリボンマイクブームなのだと思う。

デジタルになってから、ホント、EQでハイを上げるという作業を殆どしなくなったもんなー。

勿論、その自然な音質は、ナチュラルで静かなサウンドにもぴったりだと思う。

・・・あと、ローが凄いね・・・100以下あたりがドーンと響く。

僕は、とても好きなサウンドだ。あのロイヤーに近いようで、ちょっとだけ明るい感じがする。

ほんと、歌にはバッチリだと思う。

img_0946.JPGさて、次は、これまた定評のある、エレキギターアンプ録り。

アンプは勿論、マーシャル1959・1971年製。ギターは一番相性の良い、ギブソン・レスポールを繋いだ。

スピーカーも勿論、セレッションのグリーバック4発を積んだマーシャル1960B。

苦情が来るといかんので、アッテネーターで少し絞った。

これの相対機は、これまた定番中の定番、シュアーSM57。

ヘッドをコントロールルームに置いて、コントロールルームモニターで聞いてみる。

まず、4080・・・・・ほぉ〜、やっぱり自然。少し、AKG414に似てるか・・・・

ロイヤーR-121より、ちょっとだけ硬い(良い意味で)。その分、414に似てる。

巻弦でリフ弾いても、もたれないし、ハイフレットでチョーキングしても、まったく痛くない。つまり、変なピークが無いってこと。

さて、57。おっと、まったく違うぞ・・・なんだこの鼻つまんだような音は・・・・

しばらくすると慣れてくる・・・・うーん、やっぱ良いね。エレキらしいサウンドだ。

中域が張っているので鼻つまんだような音になるが、その独特のエッジ感は、やはり捨てがたい。ザ・ロック!!ちゅう感じやね!!

替えてみる。・・・・・これはこれで良い。・・・・どっちにも良さがある。

こりゃー、音楽次第やね。どっちも有りだ。

という訳で、今回のリボンマイク、オーディオテクニカAT4080、いたく気に入った私めなのでした。

しかし、これも高いからな〜・・・・・でも欲しいな〜・・・う〜ん・・・・ぶつぶつぶつ・・

 

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    3 Responses to “チェック!! オーディオテクニカ AT4080”

    1. マッキー Says:

      先日はどうもです!。
      ムネトさん不在後のメインディッシュは私の方でありがたく頂きました。
      大変おいしゅうございました、(^^)v。

      これがあの時話されてたリボンマイクですね。なるほどですね。
      大変興味がありますがリボンマイクって使うところがかなり限られてそうで、、
      なかなか手が出ないです。(^^;)。

      (リフレクションフィルターは年明けまで使う予定がないので
       どうぞそのまましばらく使われててください。
       近いうちにツインリバーブの方の修理に伺います!。)

    2. admin Says:

      そうか〜、大変美味しかったわけやね! そりゃ良かった! かなり残念やったけどね。仕方んなか、仕事やったけんね。

      リボンマイクは、同じ理由で俺にも難しいね、実際の購入となると。使いどころが、あまりにも限られてくるからね〜・・良いマイクなんだけどね〜・・・

      今日はね、時間があれば、ストラト・リアのマイク交換にチャレンジしてみようかな、と思っているよ。
      ツイン、よろしくです。

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