Archive for 3月, 2014

 

レコーディング連発 その2

3月 20, 2014 in blog

さて、バンドレコーディングその2。

長崎大学軽音サークル“歌おう会” の『Box Note』。

彼らは、去年に続いて二作目の録音。彼らも、メンバーの一人が卒業のため今作をもって解散になる。正に、出会いと別れの春・・・ですな〜。

box-note-_4.jpg
今回最大のテーマ、サウンド向上は楽器から!!

このバンドのギターの二人(朱鷺君&阿部君)が、昨年のレコーディング後、元々持っていた機材オタク熱が、レコーディング時に触れた弊社機材(ギター&アンプ)によって爆発したようで、正に気がふれたかのような爆買い。

それを記念しての撮影会。(爆)

先ずはギター、ストラト編。左から、 朱鷺君のレリック、僕の60thNOS&山野スペシャル、阿部君の山野スペシャル。当然、全てカスタムショップ製。

続いてPRS編。左から、阿部君のCustom22 (テイルピースブリッジ) 、朱鷺君のCustom24、僕のCustom22(アーム)。

他にも、朱鷺君は、Gibson Custom shop Les Paul Specialも保有。

アンプは、今回のレコーディングの為に購入したと言っても過言ではないMatchless Lightning。(朱鷺君)

そしてエフェクターも、Shigemori Ruby Stone & Pretone 。(阿部君)

一体いくらつかったのか。。。。感心するやらあきれるやら。

当然、しばらく試奏しつつ楽器談義に花が咲いたのであるが、中でも朱鷺君のストラトと阿部君のShigemoriにノックアウトされた。

朱鷺君のレリックストラトは、そのルックス同様、ワイルドで豪快で、まさにテキサスブルースッ!! つー感じのサウンド。

俺のと交換してくれ!!!!!

Shigemori Rubyは、評判通りというか、それ以上。

こんなオーバードライブ聞いたこと無い。

通すだけで、張り、艶、太さが増し、ドライブさせれば、まるでチューブアンプのようなナチュラルさ。

勿論、トランジスタアンプにオーバードライブとして使うのも良いが、何と言ってもチューブアンプに使うと、その良さが遺憾なく発揮できると思う。これは確実に買いだね。

Pretone は、これまた通すだけで音が良くなる魔法のハコ。

働きは、通すことで極太&極艶になったサウンドを、ローハイそれぞれでカット方向に調整するもの 。

で、Matchless Lightninig。(ツインリバーブの上)

Matchlessは、DC-30しか弾いた事は無いし、いわゆるマークサンプソン期以外はダメだとおもっていた。
(以前、楽器屋で弾いた、現行DC-30が、何故か酷かった)

しかし、このライトニングは、文字通りのマッチレスサウンドだった。

澄みきっていて恐ろしく速いスピード。

持ち味はやはりクリーンからクランチまで。

無二のサウンドだと思う。

去年録音した際、このバンドには、絶対マッチレスが合う、と確信していたが、その思いに応えてくれたようで嬉しかったし、実際、予想通りバッチリハマった。

先ずはテーマ通りの録り音!! 完成が楽しみ。

さて、その録音セッティングは、ドラムセットは、YAMAHA Recording Custom、スネアがラディック。

ドラマーは梛良君。

マイキングは、キックATM-25(Portico 5024マイクプリ)

スネアトップBeta57 (Portico 5024→vt737sp(EQ&Comp))ボトムSM57(Mackie R800)

ハットとライドシンバルにC451EB(Mackie R800)

フロアタムBeta52、タムタムMD421(Portico 5024)

トップC414ULS(Mackie R800)・・・・

ベースの山下君は、Jazz BassをShigemori Pretone を通してAvalon Design U5+dbx162SLでライン録り。

ギターは、歪みにPRS Custom22+Marshall 1959(`71)

クリーン&クランチに、Fender Custom Shop Strat & Gibson Custom Shop Les Paul Special+Matchless 。

マイクは、それぞれ、ゼンハイザーMD421、シュアーSM57。マイクプリはPortico 5024。

そうそう、今回、ギター録りに際して、いつも以上に多くのマイクを試したが、久々に起用したSONY C-38Bが、なかなか良かった。

MD-421 & SM57に比べれば 、やはり線が細くなるのは否めなかったので落選したが、そのナチュラルさは際立っていた。

かつて30年程昔、僕が初めてMarshall 1959(この時は1974年製)をレコーディングしたときに、十数本 のマイクの中から聴感だけで選んだのが、オンにセットしたMD-421と、1.5m程離してセットしたC-38Bだったことを思い出した。

やはりC-38Bは名機だ。また、ちょくちょく使って行こうと思う。

ボーカルはというと、今月の大目玉、総額ン百万円のチューブマイク祭りなのであるが、次回に詳しく紹介しよう。

ではまた。

レコーディング連発 その1

3月 20, 2014 in blog

二月下旬から三月中旬にかけて、二つのバンドをレコーディングした。

そのレポートを少し。

ramjet.jpgまずは、僕が講師を務めさせて頂いている活水女子大学音楽学部ポピュラーコースのバンド『RAMJET』 。

平たく言えば僕の教え子達である。

中心メンバーである4年生三人が、今春めでたく卒業となったので(若干アブナイ人もいたが。。。。。)、その記念に録音した。

バンドスタートからちょうど三年。さてさて、どれほど成長したんでしょうか?

録音したのは、2曲。一つは、かなりアップテンポでロックな曲、もう一つは、ほんわかしたポップロック。

授業で、既に数回レコーディング経験はあったので、スムースに進行。クリックにもバッチリ??

コーラスには、メンバー以外の生徒も参加してくれて、楽しい録音でした。

これで解散 してしまったけれど、数々の思い出とともに、多くの映像や音源も残せたRAMJET。活水ポピュラーコースの初めてのバンドとして、大きな足跡を残してくれたように思います。

卒業した三名。それぞれの世界でも精いっぱい頑張ってください。

しかし、改めて考えると、よく頑張ってくれたと思う。

簡単なコードしか弾けなかった、ギターのHさん・・・

彼女は、ギター演奏の上達だけではなく、バンドリーダーとして、まさにポピュラーコースのまとめ役として、とても頼りになる、なくてはならない存在になってくれました。

入学時、腹式発声もできなかった、ボーカルのMさん・・・

一年後、腹式発声をマスターした後は、そのパワフル且つ広い音域を遺憾なく発揮し、バンドの顔として活躍してくれました。その得難いキャラクターもバンドのアクセントになってました。(笑)

元々ドラム志望で、ベースは全くの初心者だったNさん・・・

結果論だけど、彼女はよりベースに合っていたと思う。そのゆっくりした性格同様、安定し且つほんの少し後に来るリズムが、とても良かった。

ありがとうみんな!! 又合う日まで。(在校生の諸君は、これからも宜しく)

お寺PAシステム

3月 10, 2014 in blog

大変ありがたいことに、去年からずっと忙しい。

弊社の仕事は、PAとレコーディングにまつわることなら何でも!! が基本だ。

その結果、学園祭にロックライブ、バンドレコーディング、英語教材の録音、結婚式、CM、CD&DVD製作、楽曲製作及びアレンジ、PAシステム設計と設営及びチューニング、何でもござれ状態でこの半年余を過ごしてきた。

temple3.jpgで、今回は、先月施工したお寺さんPAを紹介しよう。 長崎県は南串山という、ものすごく美味しいジャガイモを産する小さな町のお寺さんだ。

これで何カ所目か?お寺さんPAシステム設計。僕が知る限り、総じてお坊さんは音楽好きだ。同時に音響好きだ。

これには理由がある。お寺さんは、古来より続く我が国のコミュニティセンターでもあるからだ。

であるから音響に凝るのは当然なのだ。

前置きが長い、いつものように。知ったこっちゃないが。

始めよう。今回のお寺さんは小振りな方だ。

選んだメインスピーカーは、Ev(エレクトロボイス) ZX1-90を4発。

これは、今のところ、このクラスでは世界一好きなスピーカーだ。小さいがちゃんとしたサウンドが出る。取り扱いが凄くし易い。しかも安い。素晴らしい。

合わせたアンプは、AMCRON XT10002×2。無く子も黙るAMCRONの中ではものすごい廉価版かつ省エネ設計だ。

ミキサーは、ご時世と、省スペース&予算から、デジタルミキサーのPresonus Studio Live。

評判が良かったし、Presonusは、オーディオインターフェイスを以前使っていてサウンドには信頼感があったのでチョイスした。

Studio Liveも、やはりPresonusらしいカチッしたクリアーなものだった。しかし、O1V96あたりと比較するとSNは悪い。Reverbは充分使える。まっ、価格考えれば上出来。

EQ&Compは、dbxのドライブラック。使い勝手最高だから。

マイクは、ワイヤレスにLine6のラベリア型2波と、ハンドがSM58Sとゼンハイザー E845S。ゼンハイは良かった。58に比べると、若干クリアー且つしっとりとした高級感がある。

後は、再生用CDと録音用CD-RecorderにTASCAM。同じTASCAMのパワーディストリビューターのAV-P250もやっと出たかの製品。これまで3PのACコンセントを接続できる商品は少ない上、高価だった。

2Pタイプは、僕自身20年以上使っていて信頼性抜群だったので、TASCAM製を熱望していたが、やっと昨年当たりに出た。しかも安い。

僕は、ACケーブルやコンセントでサウンドが劇的に変わるという話は、全く信用していない。

しかし、ノイズフィルターの効果ははっきり認識できる。故に、この製品を愛用している。

さて、 今週はロックバンドレコーディングと別バンドのオーバーダブ。来週にはクラシックの音源の仕上げもある。その次は、演歌のレコーディングとCDプレス・・・・幸せに浸りながらも体は悲鳴を・・・・・年取ったの〜