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この度の大震災に思う事

3月 31, 2011 in blog

ここんとこ、ずーっとアップできずにいた。

その間日本はとんでもない災害に見舞われた。

昔から、三陸から南は津波の被害にあってきていたが、今度のはそんな人々の思惑を遥かに越えたものだった。

記憶に新しい数年前のスマトラ島沖地震による大津波をも凌駕する、有史以来最大級とも聞く。

亡くなられた方の総数は、最終的には4万人を越えるとの見方もある。

しかし、今は何より生き残った方々のケアが最優先だ。

僕の友人のお兄さんも、つい先日、南三陸町へ医師として派遣されたと聞く。

我々もできる事からという事で、現在、家族及び、近隣の方々から有志を募っている 。

それにしても、こういう大災害に見舞われる度に、世界が感嘆するのは、有事に於ける日本人の態度だ。

散々メディアで喧伝された事なので、ここに重複はしないが、やはり日本人は素晴らしい民族なのだと、誇らしい気持ちにさせて頂いた。東日本の皆様、ありがとうございました。

一日も早く、普通の生活に戻れる日を祈るのみだ。僕も、ほんの少し経験があるが、人間、やはり、普通の暮らしができる事こそが一番の幸せなのだ。

普通のご飯を美味しく頂き、元気に働いて、一日の汗を風呂で流し、温かい布団でゆっくり眠る。・・・

こんな普通の毎日こそが幸せなのだ。

東日本の皆様、諦めず、希望を持って、耐え続けて下さい。世界は必ず皆さんを助けてくれます。

・・・・・・

物的被害は、いつか(そう遠くない未来)必ず癒えるはずだ。勿論、心の痛みは残るだろうが。

しかし、そうはいかないのが福島原発だ。

勿論、事故そのものは、いつか収拾を見るだろう。

しかし、僕は、今こそ、この原子力というものに対して、日本国は、いや世界は真摯に対応すべきチャンスだと思うのだ。なぜなら、まさに原子力が抱える根本的問題が眼前に露呈されたではないか。

(かつてチェルノブイリでもスリーマイルでも同様の問題が提起されたが・・・・)

そもそも僕は、原発、というか原子力技術そのものに反対だ。

何でもそうだが、効率よく強大な力を発揮するものには、必ず、それと同じかそれ以上の副作用 がある。

原子力は、その最たるものだ。

人間は、効率を求め続けて原子力をチョイスした。

その原子力は、今まさに『ダモクレスの剣』となって、人間の頭上にある。

今度の事件が収束して、しばらく経てば、すべて無かった事のように、原子力に電力を頼り続けるなんてアンポンタンなマネは止めて頂きたいのだ。

何も原爆にあった長崎市民だから、被爆二世だから言うのではない。

例えば、最近まで頻繁に流れていた原発使用済み核燃料の廃棄先のCM。

・・・使用済み核燃料は地下何百メートルに埋められます・・・だから? それで安全とでも?

どれだけ地中深く埋めても、何百年経とうとも確実な安全なんてあるはず無いのに・・・・

これこそ、現実の『パンドラの箱』となって、未来の地球へ悪魔からのプレゼントになるに違いない。

人間は、自らの生活を便利にする為だけに、ありとあらゆる自然の調和を破壊してきた。

しかし、今回の件をみても、そうして造り上げてきたものが、いとも簡単に根こそぎ破壊されてしまうことを再確認した。

まるで、『バベルの塔』のように。

いい加減気づかなくてはならないのだと思う。

確かに、いまさら便利さは捨てられない。しかし、それを得る手段は変更可能なのではないか?

あくまでも、自然に寄り添った形で・・・・・ 効率が最善なのではない。

人間の知性はその為にあるのではないのだろうか。