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BBとMM

10月 06, 2010 in blog

315×210.jpg話しは数日前、久しぶりに自宅で映画でも見ようとDVDをレンタルした。

話題の映画『第9地区』だ。

大して期待もせずに見たのだが、引き込まれるのに五分とかからなかった。

なんとも言えないB級具合も好きなのではあるが、それ以上に、良い意味で期待を裏切る展開にハマった。

これまで出たすべてのエイリアンものとは一線を画する設定 。(詳しいことは差し控える)

監督が南アフリカ出身ということで、舞台となった南ア・ヨハネスブルグのエイリアン達が隔離される第9地区が、ほんの数年前まで実在した悪名高きアパルトヘイト(人種隔離政策)による黒人スラムと、否応無く重なる。

なんとも後味の悪いエンディング(決して嫌悪感ではなく、なんというか、身につまされると言うか・・)も含めて、全体を通して感じるのは、人間の本質にある残虐性だ。

とはいっても、決してドロドロした感じは無い。むしろ、カラッとしていてエンターティメント性にも富んでいるので、最後まで楽しんで観れる、中々良い映画だった。

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image.jpegそのまた数日後、今度は朝からWOWWOWで放映されたフランス映画をたまたま観た。

往年の大スター、ブリジット・バルドー(BB)の初期の映画だ。

勿論、彼女の名前も顔も良く知っていたし、映画も、随分昔だが観た記憶はある。

でも、ここ数十年は観たこと無かったし、この時代(1950年代)の映画はほぼ無条件で好きなので、そのまま最後まで観ちまった。

画面に颯爽と登場した彼女は、かの代名詞“小悪魔”そのものだった。思わず釘付けになった。

当時23歳で、美しさ絶頂期!! そのコケティッシュなマスクとグラマラスな肢体。ファッションも最高だ。(何着たって似合うか! ていうより、何も着ない方が最高か?!)

image-5.jpeg僕は同時代の大スターであり同じく時代のセックスシンボルだったマリリン・モンロー(MM)の大ファンでもあるが、ことスタイルの良さにかけては(BBの方が)凌ぐのではないか。

とにかく、映画そのものが、いかにしてBBを見せるか、いかにして、男共のスケベ心をくすぐるかに徹しており、ストーリー等無いに等しいアホアホ映画だった。(何といっても邦画タイトルが『殿方ごめんあそばせ・1957年製作』だもんね。)

とにかく、このアホアホさが最高だね。しかし、こんな映画だと、フランス人って、男も女も、人生のテーマは性愛なんですな、と、当時の世界の人は勘違いしたかも? (するか!!)

さて、BBとMM。時代を代表したスーパースターだったわけだが、その後の人生は大きく違う。

誰もが知っているとうり、マリリンの人生の週末は不幸な影で覆われており、かつ短い。その上、その死の真相は、未だ深い闇に包まれている。

(※マフィアの大ボス・サム・ジアンカーナの伝記によると、ケネディ兄弟に裏切られた、ジアンカーナとCIAの共同オペレーションによるもの(ケネディを貶めるため)と断定してある。しかも、このチームは、後にそのままケネディ暗殺にも引き継がれる。)

一方、BBは、未だ健在であり、女優業はとっくに引退しているが、動物愛護運動(特に毛皮撲滅運動)に、専念しており、意気軒昂のご様子である。(かつての美しさは見る影も無いが)

二人ともそうだろうが、その容姿により創られたイメージと中身は、当然のことながら違っただろう。

ある意味、マリリンは、その狭間に苦しみ、結局抜け出せずに死ぬことになったのではないだろうか。

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BB(ベベ)にしてもマリリンにしても、最近、こんなスターはいないねぇ〜。。。。。