Archive for 1月 5th, 2010

 

いよいよ、龍馬伝!!

1月 05, 2010 in blog

正月は、家でのんびりしていた。愛犬二匹と戯れつつ。。。。

そんな正月も三日の夜、遂に始まった『龍馬伝』。

思えば、最初にこのニュースを聞いたのが去年の夏。早いもんやね〜

10年に一つの名作『JIN-仁-』が終わって二週間。またしても、TVにかじりつかなくてはならなくなった。

で、見た。正座して。

結論。。。。。とりあえず・・・良かった。色々言いたいこともあるが・・・期待値も含めて。。

まず、これまでのNHK大河とは大きく違う点がある。これまでは、スタジオセット収録が基本だった。それが、全編野外ロケや野外セットになり、リアル感が飛躍的に上がっている。

リアル、という点に関しては、ここんとこのNHK作品には顕著に見られる傾向だ。

例えば去年の『白洲次郎』しかり、『坂の上の雲』(ある意味大河以上の作品)しかりだ。

ここでは『仁』等で感じた、照明の違和感等はみじんも無く、そのリアリズムは圧倒的だ。

その技術が、『龍馬伝』でも遺憾なく発揮されている。・・・

42aca8160b4a0ffc.jpegただ、肝心のストーリーやキャストとなると・・・・・やっぱ異議を申し立てたくなるね。

1話に、龍馬の後の活躍のモチベーションを当時の身分差別と定義し、それを徹底的に描くのは分かるが、ちょっと急ぎ過ぎだし、お涙頂戴過ぎて、少々白ける。

(しかし、弥太郎をかばって上士に下駄で殴られるシーン。これは、あの武田鉄矢のTVドラマ『坂本竜馬』に、まったく同じようなシーンがあるのだが、偶然か?)

弥太郎(香川照之)を狂言回しにして龍馬を語らせるアイディアは秀逸だと思う。弥太郎=香川は、これしか無い鉄板キャスティングだと思うし。

で、他のキャスト・・・・これはちょっと・・・難しいのは分かる。同じNHKの『坂の上の雲』にあれだけ取られればね・・・・せめて香川さんぐらいは、ということなのだろうが、・・後がね。。

バーターなんで仕方ないんやろうけど、人斬り以蔵に佐藤健、近藤長次郎に大泉洋はなかろう。

まっ、今後の演技次第やけど、見てくれとしては最低。(リアルさにかける意味で)

同じ意味で、武市半平太も、武田鉄矢の勝海舟も納得できねぇっ!!

結局、1年通じてキャスティングするには酷すぎるほどの超個性派ぞろいの群像劇なのだということだろう。

cf1186abae69094c1.jpegでは、肝心の福山=龍馬はどうか? 龍馬としては、正直まだよくわからん。

まだ、龍馬には見えん。がしかし、俳優としての魅力がある。何といってもそんじょそこらにはおらんほどの美男だ。

そういえば、あまりに(仁の)内野=龍馬が良かったために、大河の福山=龍馬を心配する声も多かったが、彼は内野さんでは太刀打ちできない美しさで対抗したんだな〜。

俳優は、それでも良いんじゃないか。。十分。。。 誰も叶わぬほどの美しさ。。龍馬には無かったけどね。

で、この美しい顔をどれほど歪めることができるか、引きつらせることができるか、鼻水たらして嗚咽できるか、目ん玉ひんむいて怒ることができるか。。。それが、これからの龍馬伝を左右するのだろう。

・・・・後、音楽が印象に残らなかったのが気にかかる。名作ドラマは例外なく名曲に彩られているものだから。。。。

まっ、色々と勝手なことを言い連ねてきたが、これもすべて期待するがあまりのことゆえお許しを。

これから毎週見ることは確実だし、録画することだけは忘れないようにしないとね!!

東京・・その1。ストラト編

1月 05, 2010 in blog

明けまして、おめでとうございます!!

あっという間に新年だ。2010年だ。1月も5日だ。

今年は何かと新しいことが起こりそうな年。何卒よろしくお願い致します。

・・・・・・

ばたばたと慌ただしく過ごした12月だったが、極めつけに東京へ行ってきた。3年ぶりだ。

仕事ではなく、プライベートな用事で奥方と出かけた。

東京には、現在、大学三年の一人娘が暮らしている。

娘に会うのも嬉しいが、 僕にとって今回の東京行きの理由の一つが、極ノーマルの良きストラトを見つける、というもの。

で、ストラトとは何ぞや?・・・僕の音楽仲間ならば説明不要だが、それ以外の方々のために簡単な説明を・・・・

僕らは単にストラトと呼ぶが、正式名称は、ストラト・キャスター。アメリカはフェンダー社製のエレキギターだ。開発されたのは1954年。僕らが一般にストラトと認めるのは、俗にプリCBS期といわれる、1965年頃までのオリジナルフェンダー期のもの。つまり、会社を創業者が売却するまでの時期ね。

(勿論、その後に造られたものにも素晴らしいものはある。)

ただ、このオリジナル期のものは、現在ビンテージ価値が付き、とても買えたもんじゃない。(140万円程度から)

そんな事情で、現在のフェンダー社は当時のレプリカばかりを造っている。

だが品質は、最上位のフェンダー・カスタムショップ製(以下=CS)も含めて、正直あんまり芳しいものではない。

vanzandt1.jpgで、今回、僕が目をつけたのは、Vanzandt(ヴァンザント=以下V)というメーカーのストラトだ。

これは、アメリカ人のおっさんが開発した素晴らしいビンテージ仕様のピックアップと、日本の職人が手作業で造り上げたボディとを合体させて造った日米合同作品だ。

最近では、造り、サウンド共に本家フェンダー社を凌ぐともいわれるほどの評判だ。それに結構安い。(22万円ほど)

で、実際はいかなるもんぞやと、事前にネットで調査していた楽器店を回ることに・・・・・

まずは、吉祥寺で見つけたS○堂。一番安いVを見つけていた。

早速店員に試奏を申し込む。ケツのあたりに2ヶ所ほど傷・・なーるほど、これが安い理由ね。

マーシャルにぶち込んで弾いてみる・・・・ ふむふむ・・・音は良いねー・・太くて、キンキンしないし、抜ける・・・・ネックが太いね・・・

CSに交換してみる・・・・とたんにキンキン・・細い・・・ばらつきもある・・・

う〜む・・良いじゃん、V・・・

ただ・・・・一つ気になる点が・・・・とりあえず保留して店を出る。

二件目。お茶の水の何とかと言う小さめの楽器店。いかにもバンドやってます、みたいなお兄ちゃんがいたので、Vの試奏を申し込む。

フェンダーの黄色いトーレックスのアンプにぶち込み、ボリュームは6ぐらいに上げる。しばし弾く・・・ほぉ〜、こりゃさっきのとは全然違う・・・・音の傾向は似た感じだが、引き心地がまるで違う。ネックも若干細めで、手があまり大きくない僕にはちょうどいい。

それに、吉祥寺のヤツは、何ヶ所か、引っかかるフレットがあって弾きづらかった。

その傾向は、こいつにも若干はあるが、随分スムースだ・・・

店員の兄ちゃんが寄ってきた。『いかがでしょうか?』

しばし談笑する。兄ちゃん、さらに上のグレードのVを持ってくる。弾いてみる。やっぱ良いね・・他にも候補があるので保留して店を出る。吉祥寺は消えた。

ここお茶の水駅周辺は、楽器屋のメッカだ。音楽好き楽器好きにとっては丸1日あっても足らない。隣に連なる店店を覗いてみるが大したものは無かった。

で、隣駅の神田へ行ってみることに。ここには、日本一のビンテージストラトの専門店があるのだ。

(ここの話は番外編へ・・・)
神田を出た松尾家ご一行は、池袋へ山手線で行く。

店は、駅を出て5分ほどの場所にある。しかしまぁ〜、分かっちゃいるけど、何なんかね〜、この人混み。東京中、どこへ行っても人人人・・

まっ、僕には無理やね。この街に暮らすのは。。。。(約30年前には暮らしていたけど・・・)

とあるファッションビルの最上階ワンフロア全部がその店だ。

エレベーターへ7~8名ほどの若者と乗ったが、その全員が楽器店で降りたのには驚いた。

店に入っても人でごった返している。長崎では考えられない光景だ。

後で聞いた話だが、この店だけで、エレキギター1500本あるという。

真っ直ぐエレキギターコーナーへ行く。小太りの、人の良さそうなお兄さんに、VとCSのストラトをリクエスト。

弾いてみる。Vはさっきとほぼ同感触。サウンド太く、ばらつきが無く、ネック太めで、若干ひっかかるフレットがある。

fender.jpg代わってCS。Vに比べると、やはり細くギラつく。しかし、ネックは一回り細く握りやすいし、何といっても、フレットがとてもスムーズでまったくひっかかりがない。

何本か交換して試す。ここが東京の良いところやね〜。何といっても数がある。

要するに、Vは音は良いけど、若干引き心地に難があり、CSは、引き心地は最高だけど、サウンドがイマ一。しかも、価格が10万円ほどVより高い。

僕はその旨、お兄さんに告げ、更に弾きこむ。心の中では、7割がた、Vに決まりかかっていた。

引き心地の不満は、弾き倒すことで解消できるだろうし、それでも駄目な場合は、フレットを打ち直す手もある。やはり、決めてはサウンドだ。・・・・と思っていたところ。

『これ、試して下さい。』目の前に、CSのストラト。

『これ2004年の中古なんで、価格もVとほぼ同じですし、中古と言っても、まったく弾いた痕跡のない、ほぼ新古品です。』

ふぅ〜ん、と、受け取り眺める。確かにまったく傷はないしフレットも減ってない。

ジャックに突っ込んで、Vのセッティングのまま弾いてみる。思わず『おっ?!』と声が出た。

太い! それまで弾いたCSとは明らかに違う太さ。Vより更に太い。

太いといっても、決してブーミーではないし抜ける。何といっても、軽くコンプレッションしたかのようなぎしっとまとまったサウンドで、弾いているとものすごくノる 。

この特徴は、あの、65年製ビンテージにも感じたものだ。 色々弾きまくって試す。

『良いでしょう?』店のお兄さん。認めるしか無い。心は、70%Vに傾いていたので、それを一気にひっくり返されて、少し動揺している。

引き心地は最高の上、サウンドもVの上を行く。やっぱ、腐ってもフェンダー。本家の凄みか?

しかも、価格も、色々やってくれて結局Vより若干だが安くなった。

これで決定!! と、心の声は叫んでいるがぐっとこらえ、一応、押さえておいてもらうようお願いして、一旦店を出る。

予定のもう一軒へ行く。ここでも、VとCSを散々弾き散らかす。印象は変わらなかった。もう心の中はとっくに決まっているのだ。

人混みの中を引き返した・・・・・・