Archive for 8月, 2009

 

8月30日 選挙と福山 〜山は動いた〜

8月 31, 2009 in blog

20090831-00000069-mai-pol-thum-0001.jpg8月30日。昨日だ。僕は、ずーっと長崎市公会堂にいた。勿論仕事だ。

R-Projectの皆々様、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

そんな僕らを置き去りにして、世間は選挙で大騒ぎ。(勿論、僕は不在者投票をした。)

政権交代の名の下に、自由民主党と民主党の覇権闘争劇。というより、民主党の覇権奪取選挙。

PHOTOは、長崎二区で、長年の久間支配を覆した民主党の新人、福田衣里子氏。

ついに山は動いたのだ。

が、しかしである。言いたいことはそれこそ山ほどある・・・・

20090830-00000000-oric-ent-thum-000-small1.jpgが、今は、静かに推移を見守ろう。

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さて、長崎である。世間の大騒ぎとは別の大騒ぎが起こっていた。

福山である。勿論、あの、福山雅治のことだ。長崎出身では数少ないスーパースターだ。

『音返し~真夏の大創業祭~』と名付けられた、長崎史上最大の音楽イベントが、29日、30日の両日、彼の実家近くの稲佐山(標高333m)の頂上付近にある野外ホールで行われた。

(娘に頼まれてWOWWOWを録画したのは言うまでもない)

画期的だったのは、野球場であるビッグNスタジアムに巨大なプロジェクターとPAを設置し、ライブ会場とリンクさせてリアルタイムでライブを楽しむことができるようにしたこと。しかも、二日合わせて50000人を無料招待という太っ腹ぶり。

稲佐山と合わせて80000人が、彼の音楽に酔いしれた。

正直言って、我が輩、彼の音楽には興味無い。(ファンの方、失敬)

gnj0908270504009-n11.jpgかし、一アーティストというより、一人の男として、これ以上の凱旋はないんじゃないだろうか。

彼はまさに夢を実現した男なのだ。単に成功したのではない。
(ここを勘違いしちゃいけない。)

昨日の稲佐山で、文字通り、故郷に錦を飾ったのだ。

(福)山、(稲佐)山を動かしたり・・・なんちゃって。。。

一度でも(一旗揚げるために)上京したことのある男なら、昨日の彼の晴れ舞台を、ちょっとばかり忸怩たる思いで見上げたに違いない。(僕もその一人)

その意味では、大したやっちゃなー、と、素直に拍手を送りたい。

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さぁー、いよいよ来年は龍馬伝である。すでに撮影も始まっているという。

山の次は(大)河を動かしてくれ!!  期待しとっばい!!

近況

8月 22, 2009 in blog

ca3c0124.JPGまたしても放置しておりました。

盆だったしね。(長崎人にとって、お盆は一大イベント)仕事も忙しかったし・・・・・

プライベートネタで恐縮だが、13日の夜、我が家は、ちょっとしたイベントを行った。我が両親と妻の両親のお祝いだ。我が家と僕の弟家族、総勢11名でお祝いした。

僕の父は、80歳、母は78歳。妻の父と母は77歳。80歳は傘寿(さんじゅ)。77歳は喜寿 だ。

因に、全員被爆者だ。よくぞ生き残ってくれました。それだけで寿だね。

殊に、我が奥方の父上なぞは、バリバリのゴルフプレイヤー。勿論腕はシングル。母上もカラオケに木彫にと忙しい。とにかく元気。

元気なのは僕の両親も同様だ。とりあえずボケる気配は無し。

そう言えば、わが親父殿は40歳ぐらいのときから、口癖のように言ってたっけ。

『俺は、来年はもう駄目かもしれん。原爆にやられたけんなー』

それから、早40年。。。。

酒が日課で、『俺には、こいが薬ばい。』とのたまう。

090813_204001.jpg囲碁は六段で、俳句も玄人はだし。

まったく、世界一の幸せもんばい、親父さん。。。

場所は、ちょっと奮発して、料亭『一力』。

ここは、以前昼に来たことがあるだけで、夜は初めてだった。料亭の名に恥じない、格式と内容だった。

創業は文化10年(1813年)というから、江戸末期 。古さでも、現存する料亭の中では花月に次ぐ。

間違いなく龍馬も訪れたに違いない。一力のある寺町と亀山社中の伊良林ichiriki.JPG町は隣町だしね。

いつも気になるライティングも完璧、女将の美人度は長崎料亭中一番。

僕の親父が、ボソッと言った。

『ここの女将は、昔から美人で有名だった。。』・・こういう点には抜かりない。。。。

勿論、料理も最高だった。(PHOTOはコースの半分ほど。どれも上品な味付けと美しい器で素晴らしかった)

これで多分、長崎市内の料亭はすべて行ったように思う。

内容と価格を考えれば、僕的には、ここが長崎で一番の料亭だと思う。

また来よう、と思わせてくれるお店だと思った。

そんなこんなであっという間に八月も終盤だ。まだまだ暑いが確実に秋の気配は忍び寄ってる。

僕は秋が好きだが、この盆過ぎの夏の終わり、つーのはどーも好かん。

当たり前と言えば当たり前やね。子供の頃、一年で一番素晴らしいのが夏休み。それが終わろうとしている悲しい記憶が、そのまま、脳のどこかに残っているのだろう。

そういえば、ようやく、事務用のPCの引っ越しが進みだした。今現在、8割くらいの作業は、新しいiMacで行っている。サクサクサクサクまるでフリーズしない(当たり前)。快適快適。

そして、このオフィス開設以来ずーっと働いてくれたエアコンを、いよいよ取っ替えることになった。

まっ、電気代を比べると、その差額一年分だけで買えそうな感じ。技術は進歩しているのですな〜。

取っ替えといえば、ここんとこの懸案事項、新たなDAWを何にするのか?

今のところ、第一候補は、PCがMacであるという絶対条件を鑑みて、Logicが有力だ。めっちゃ安いしね。一時は、真剣にPT(プロツールズ)導入を考えたが、どう考えても、今の長崎じゃ必要ない。

まっ、機械の取っ替えなんて簡単なもん。体の一部も簡単に取っ替えられればありがたいんやけどね〜。。。。

70年代歌謡曲

8月 09, 2009 in blog

いやー、かなり、放置してましたー。忙しいのと暑すぎるのダブルだったので・・・・

ところで、今日は長崎に原爆が投下された日だ。 両親とも被爆者の僕は、いわゆる二世だ。

運良く両親とも健在だ。

特に父は、落下中心地からわずか1400mの至近距離で被爆した、まさに九死に一生を得た人だ。

このことはいつか記そう。

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さて、昨日は時間があったので、ちょっとオモロいことを・・・・

70年代歌謡曲のレコードをCD化する作業にいそしんだのだ。

(何か最近、過去を振り返ることが多すぎる気がするが・・・)

f689e9434ddc58fe1.jpeg発端は、我が娘。YOU  TUBEで観た西城秀樹の『ちぎれた愛』に、すっかりはまっちまって、今回の依頼となった訳だ。娘には弱い弱い。。。。。

いざ作業を始めてみると、これがまたマジでオモロい。完全に僕がハマった。

(ai-no-juujika.mp3 これは僕の推薦曲『愛の十字架』。張り裂けそうな秀樹の熱唱が最高!!)

僕は自分の趣味且つ仕事柄もあり、かなりの数の70年代のレコードを保有している。

オモロいのは秀樹だけじゃない。デビューから間もない頃の 郷ひろみの楽曲群の素晴らしさ。まさに巨匠、筒美京平ワールド。(アレンジネタはモータウン)

それと、昭和のスーパースター、沢田研二。もう、なんも言えねぇ、その美しさf4ea7b2b5dae8b32.jpegと色気。

曲もめちゃくちゃかっこええ。僕は、特に加瀬邦彦作曲作品が好きだ。

koiwa-jamamono.mp3『恋は邪魔者』ノリのいい井上堯之バンドが気持ちいいー!!)

(lonely-wlof.mp3 ジュリーファンである僕からもう一曲。ジュリーしか歌えない名曲『ロンリーウルフ』)

娘の依頼は、西城秀樹だけだったのだが、聞いているうちにどんどん膨らんで、郷ひろみに沢田研二、ダウンタウンブギウギバンドからキャロル。果ては原田真二まで。

もはや、なんの統一感も無いようになっちまった。でもいいのだ。全部、僕が好きな曲なのだ。

この中で、特に気に入っているのが、かまやつひろし師匠の『サテンドレスのセブンティーン』だ。

これはたぶん、僕が17才位の頃(32~3年前)、何かのテレビドラマの挿入歌だったような気がする。

img005.jpg一度聞いて、たちまち気に入った僕は、速攻レコードを買ってコピーして歌った。

F#m7~B9~A69のコード進行に痺れたねぇ〜。(sateen-dress-17th.mp3)

とにかく全部かっこえー。曲もアレンジも演奏も。日本人じゃないみたいだ。

サウンドも外国で録ったのかもしれない。とにかくすべてが良い。

抑制が利いてて、しゃれてて、都会的で、大人だ・・・・

それにドラム。誰やろ? とにかくタイトで太くて切れてる。

改めて聞くと、ほぉー、こんなにエッチな歌詞だったのね。。。。

(サテンドレスはシーツの比喩。真っ赤なワインはねぇ・・・・・むふふふ)

ムッシュ・かまやつさんは、この曲と、ゴロワーズだけで、日本の音楽史に残ると思う。(俺、談)

※ 話がそれるが、かつて僕が音響を担当していたホール『道の尾ホール』の、杮落しのゲストがかまやつさんで、不肖、私めがミキシングを担当したのだった。
イメージとは相当違う、その圧倒的な声量や、(さすがジャズギタリストのご子息)素晴らしいコードワークに、ほとほと感心した記憶がある。

・・・・・・・

しかし、こうして聞いてみると、決して洋楽だけににハマり狂ってばかりではなかったんだな、十代の僕。

70年代は、アメリカやイギリスばかりでなく、日本の音楽家たちも本当に素晴らしい仕事をしている。改めてリスペクトします。

とにかく仕事のレベルが高いし、何より、真剣で本気ってのが伝わってくる。作家も演奏者も歌い手も。

(今の人が、真剣でない訳ではないとは思うが・・・・・)

それに、大人だね・・・目線が。ターゲットが子供ではなく大人だ。ここが今と一番違う点かもしれない。

果たして現代は、この頃より進歩しているのか?・・はなはだ疑問だ。

皆さんも、もし、まだ棚の隅にでも昔のレコードがあったなら、決して捨てたりせずに、一度聞いてみて下さい。(ターンテーブルはまだ売ってます。)