Archive for 6月 14th, 2009

 

お寺でPA

6月 14, 2009 in blog

今日は朝から素晴らしい晴天だった。梅雨の最中なのに気まぐれのような爽やかさ。

そんな天気の中、今日は朝からお寺です。

県央にある○○寺、なんと創建以来300ん10年、長崎県で最も古い○○宗のお寺だそう。

敷地も広々としており、本堂の柱等は何の木だったか忘れたが、樹齢ん百年の巨木を使用してあり、創建以来一度も火災に遭わなかったためそのまま現存している。その硬さたるや、まるで鉄のごとし。確か、県の重要文化財にも指定されている。

そんな由緒ある場所で何用かというと、PAなんですな。。。

考えてみると、その昔お寺さんといえば近在では最も大きな建物であり、多くの人々を収容できた唯一の場所なのだ。

つまり、お寺とは、今風に言えば、集会所であり、公民館であり、音楽ホールであり、イベントホールでもある・・・そう、多目的ホールであったのだ。

そんな施設には当然、音響が必要になるっていうことですな。

※ 現在弊社は、県内の幾つかのお寺さんのPAを、設計施工メンテナンスさせて頂いています。

そんな訳で、このお寺さんの音響を携わらせて頂いて早5年、本日はメンテナンスに訪れたのだ。

予算以外は全ておまかせで(ここが腕の見せ所、限られた予算でいかにパフォーマンス高く組み上げられるか)、私めがプランを担当した。

私め、機材を弄くるのも大好きだけど、システム構成するのも大好きなのだ。

img_0630.JPGimg_0631.JPGで、久々の機材ヲタクのためのコーナー・・

PHOTO-1 ラック1。上からファーマンのACデイストリビューター、いわゆる電源タップですな、ちょっと贅沢な。電圧表示も便利だね。

で、次がTASCAMのCDカセット。その下がSONYのMD。これ、現在廃盤です。薄くて良かったのに残念。

続いて、マッキーの卓。これも説明不要の銘機だね。

その下が、オーディオテクニカのワイヤレスレシーバー 。こいつも、この価格帯では追従を許さないね。

続いて、tc.electronicのリバーブ。悪くは無いが、僕はSONYが好きだ。(もうSONYは作っていない。)

その下には、ズラッとデジタルEQが続いている。RAMSAが2台にBEHRINGERも2台。それぞれステレオで、コンプリミッターもパラメトリックもグラフィックもノッチフィルターも入っている万能機。

特にBEHRINGERは、最近、超低価格化の中、品質も急降下だったのに、この機種だけは、何とか高性能を維持しており、コストパフォーマンスが非常に高いと思う。

で、お隣のラック。てっぺんはやはりファーマンのACディストリビューター。下に、2台のAMCRONのパワーアンプ。これは、業界鉄板のパワーアンプメーカー。でも、AMCRONの中では求めやすい価格の物だ。

img_0632.JPGimg_0636.JPG続いて、YAMAHAの6チャンネルパワーアンプ。 これ、こんな施設にはもってこいの便利物だったんだけど何故か廃盤。。。。残念。

しかし、このお寺の皆様は本当にきちんとしていらっしゃってて(お坊さんだから当たり前?)、設置後5年も経つのに、未だ新品同然の美しさをキープしている。ありがたい事です。

さて、次のPHOTO。メインスピーカーね。JBLのMPシリーズをチョイスした。

これは、僕がライブPAで常に使っていて信頼性抜群だったから。リーズナブルだし。

img_0633.JPGimg_0638.JPGサブスピーカーにもJBLのコントロールシリーズ。これは、メインに合わせるためと、雨天使用も可、という理由でチョイス。

マイクは、業界最定番シュアーのSM58のスイッチ付き。安心の音質と堅牢さと価格。文句無し。

この他にも、ピンマイクとかハンドワイヤレスとかを常備してある。

日常の使用から、アコースティック音楽等のイベントまで対応可能なように設計した。

お寺の室内音響は、天井高く、畳と障子、襖に囲まれているため、基本的にはデッド。

img_0628.JPGでも、一筋縄では行かないのが音響だ。

マイクも基本的には、かなりオフ気味(離れる)の使い方だし、声が小さい人もいる。そんな中で、ハウリングする事なく、自然な音質で、それなりの音圧を確保しなければならない。

と、まぁ、結構な技術が要求される仕事なのだ。(ちょっと自慢。)

今日は、こんな感じでした。

・・・・・

・・・・・

・・・・・

※ オマケ。毛を切り過ぎてシュナウザーに見えない長女のブリトニーちゃん5才と、新入りで、愛くるしすぎる次男のジャスティン君2ヶ月半。(長男は故・金太郎。)