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27年ぶり

5月 20, 2009 in blog

img_0567.JPG27年前テレビで見て以来、ずっと心のどこかにトゲのように刺さったまま忘れられなかったドラマがある。

その作品こそ『幕末青春グラフィティ坂本龍馬』だ。

名作の誉れ高かったはずなのに、再放送される事もなくDVD化されるでもなく、ファンの心の中にだけ存在し続けているのかと思っていた。

それを突如として見る事が出来た。僕のブログを見て下さった方からのカキコによって!!

ありがとうございます!! KITONさん!!

早速、PCの前で背筋を伸ばして拝見させて頂きました。。。。。

1時間45分。・・・いやー、速かった。こんなに短かったっけ?

僕の中では、トータル3時間ぐらいの大作のはずだったんだけど・・

しかし、印象的なシーンの記憶は鮮明で、殆どそのまま記憶していた。

img_0576.JPG若き武田鉄矢(当時、33才)の、情けなさ満点の新しい龍馬像は、圧倒的に新鮮で、夢を見つけられないで悶々としている姿は、当時の僕の悶々ぶりと完全にシンクロし、すっかりはまってしまった。

そして、なんといっても、故・夏目雅子さんの美しさと可憐さは空前絶後!! 僕にとって史上最高のお龍さんだ。

それに、外せないのが音楽。なんと全編ビートルズ!!(どんな魔法を使ったんだろう? 再発されない理由もこれだろう)

やっぱ、『Let it be』が流れて来た時には涙がこぼれた。

しかしみんな若い。吉田拓郎の髪もふさふさのロンゲだし、陣内孝則は、まるっきりの駆け出し俳優だし、島田紳介もやせすぎてて、しゃくれが今より3割増しや。

キャストがスゲェーのだ。今ではみんな大物になっちまってるミュージシャンに役者に芸人の大集合、何でもありの男祭りなのだ。

img0212.jpgimg0221.jpgとにかく青春の熱さに時代は関係ない、というのがテーマのような気がする。。。。。

しかも、この情報を頂いた日の前々日(つまり、一昨々日、つまり、17日。) 、僕はこんな本を買っていた。(PHOTO-1)
『龍馬の長崎』。まさに、天恵。。。。

これは、長崎の方が、長崎目線で龍馬を紹介した本だ。短いし読みやすいし、龍馬入門編としては最適だと思う。

僕としては殆ど既知の情報だったが、マニアとしては買わねばなるまい。作者が長崎の方だし。

で、ついでといっては何だが、龍馬にちなんで、いくつか龍馬本を紹介しよう 。

PHOTO-2。これは昭和60年に買った『歴史読本別冊 坂本龍馬の謎』という雑誌。

それまでの僕は、狂信的な『竜馬がゆく』のファンであり、その竜馬こそが本物の龍馬だと信じて疑わなかった。

しかし、僕に小説ではなく、史実の龍馬、真実の龍馬に目を向けさせるきっかけになった本がこれだ。

内容は盛りだくさんでどれも興味深い物ばかりなのであるが、白眉なのは、65才になっていたお龍さんのロングインタビューだ。

あの激動の幕末から明治なって既に40年あまり。 もはや老齢であるはずの、しかも他人の妻になっている女性の口から出て来たのは、まるで昨日の出来事であるかのような生き生きとした龍馬との日々。

あー、お龍さん、本当に龍馬を愛していたんだな〜 。。。。なんか嬉しくなってくる。

img023.jpg次は、松浦玲 著『検証・龍馬伝説』2002年発刊。

これは、そのタイトル通り、徹頭徹尾創作を排し史実のみを丹念に追った、龍馬の事実関係を知るには最高の書。

これは、正直、司馬・龍馬にどっぷりの人から見れば、えーっ、ちょっと待ってくれよ、とでも言いそうな場面が結構出てくる。 でも、作者の冷徹な目は、一切の思い込みや甘えを許さない。

その分、信頼できる。。。。何だか、哀しくなるけどね。龍馬が可哀想で。。。

それでも、龍馬の魅力には一ミリの後退もない。どころか、スーパーマンではない生身の龍馬像に近づいて、さらに好きになっちまったのだった。(モーホじゃねーよ。)

以上、僕の秘蔵本のごく一部でした。

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日頃僕は、このブログをどんな人が読んでいるか等はほとんど気にしない。せいぜい、ごく身近にいる、良く知った変態諸氏君等の反応を気にするぐらいだ。

ていうか、それ以外に誰も見ていないと思っていた。

しかし、そうではないんですな。。。。何か嬉しくも有るし、大人として責任ある文章にせねば・・・(できねぇだろうな・・・)

この度は、本当にKITONさんありがとうございました。

(いやはや、いよいよ来年の大河『龍馬伝』が楽しみになってきました。)