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グランドファンク

3月 14, 2009 in blog

img_0261.JPGて、知っとーかな?

まっ、若い人には何じゃらホイなんだろうが、40〜50才くらいの、特に元バンドマンにはかなり強くヒットする名前だと思う。

デビューは1969年。全盛期は1971年ぐらいから1975年ぐらいかな?

アメリカ人のトリオバンドで、とにかく熱いバンドだった。

何が熱いって、とにかく熱過ぎて、ボーカルのマークファーナーは常に上半身裸。ドラムのドン・ブリューワーも始め何やら訳分からん衣装を着てるんだけど、いつの間にか気が付きゃ裸! というほどの熱さなのじゃ。

キャッチコピーが、世界で一番音がでかいバンド! だの、暴走機関車! だの、何だかバカっぽいが、デビュー間もない頃レッド・ツェッペリンの前座で登場して、アンコールに次ぐアンコールで、ツェッペリンが出るに出られずプロモーターに噛み付いた、というエピソードがあるくらいライブパフォーマンスに優れたバンドだった。

とにかく歌がうまい!!

僕が彼らを初めて知ったのは15才の頃。中三だった。同級生が持っていたライブ盤で、『Are You Ready』を聴いたのが最初だった。・・・・しかし、取り立てて強烈な印象はなかったと思う。

ところが、そんな中三のある日、僕たちが憧れまくっていた二つ上の先輩H本さん(とにかくモテた人で、その頃既に7人切りのH本さん(未確認)と、呼ばれていた。高二だぜ!?)が、ライブするんで見に来ないか、と誘われて、当然みんなして出かけたのだった。

いく組みかの弾き語りが出演した後バンドが出て来た。H本さんではないどっかの高校生か大学生のバンドだった。

そのバンドもハードロックバンドで、パープルのブラックナイトやイントゥザファイヤー等をぶちかましていて、僕はボーカルのうまさに驚いていた。とにかくハイトーンがきれいな人だった(と思う)。

そんな彼らが最後にぶちかましたのが、グランドファンクの『ハートブレイカー』だった。

これにやられた。

※ この頃既に、井上陽水が、あの名曲『傘が無い』で、ガッツリぱくっていたコード進行。

img_0248.JPG僕はすっかりこの曲の虜になり、改めてグランドファンクにのめり込んでいった。

聴けば聴く程、ボーカルのマーク・ファーナーの声は強力で、そのソウルフルな歌唱に憧れた。
好きなボーカリストは数多くいるが、現在に至ってさえ、マーク・ファーナーは僕の憧れのボーカリストの上位にいる。

しかしこのバンド、改めて聴くとドラムも強力な上かなりのテクニシャンだし、ベースのメル・サッチャーも、その地味目なルックスに反して、ベースプレイは強力にウネリまくっていてむっちゃカッチョイー。

当時、へたくそへたくそと酷評されていたマーク・ファーナーのギターでさえ、確かに独創的なプレイこそ無いが、リズムの正確さや曲にあったプレイという意味では、充分巧いと言えるのではなかろうか。

特にリズムの点では、ジミー・ペイジあたりよりも数段上だと思う。

ただこの人、相当へそ曲がりなのか、使用ギターやアンプは誰も知らんような無名のメーカー製で、当然音もなんとなくチープ。そこらへんも、へたくそ説の根拠になっていたのかもしれない。

このグランドファンクの70年代のライブがBS2で深夜放送されたのを見た。

本当に良い時代になったもんだ。You Tubeのお陰で、彼らの映像も見た事はあったが、それも最近のことで、長い間実際のライブ映像を見る事は難しいバンドの一つだった。

予想通りの熱い演奏とださいルックス。いやー良かった。