Archive for 11月, 2008

 

初心

11月 27, 2008 in blog

今日の朝刊に興味深い記事があった。

細かい事は忘れたが、大意は、とある地道に活動していたミュージシャン。がんばってもライブに呼べるお客さんは一桁。CD作っても全く売れない。

そんなある日、彼女は、インディーズアーティストを紹介するサイトを発見し、そこに登録する。
その日から、ひたすら彼女は登録メンバーに自己紹介メールを送り続け、自分の曲の宣伝をする。

やがて興味を持った人が現れファンサイトが立ち上がり、いつの間にかライブには100人を超える観客が集まるようになり、ファンサイトに登録したメンバー数も、ついに10000人を超える日が来る。

そしてとうとう、彼女はメジャーデビューを果たしたのだった。

ざっとこんな感じだった。

なーるほどー、時代はここまで来とる訳ですな。

僕が、スタジオ作った真の理由。

それは、長崎からでも、作品を発信できる場所を作りたかったからだ。

発信とは文字通りの意味だ。作るだけじゃなく。

スタジオ作って以来15年、確かにかなりの作品も生み出してきたし、100タイトル以上のCDも製作した。

・・・・・・・・しかし、そこまでだ。

正直、それ以上の活動は出来ていない。

日々に流されてるよな〜・・・・実際・・・・

いかんな〜俺、初心忘れちゃ。・・・・・

がんばろっ!!

長大祭2008

11月 25, 2008 in blog

長大祭とは、長崎大学学園祭である。

僕らは、その中心にあるお祭り広場のPAを担当している。・・・もう何年になるか・・・・

081121_155202.JPG(お世話になった実行委員会及び、軽音サークルの皆さん、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。中でも、僕らの面倒を何くれと見てくれた歌おう会の皆さん、特に加来君、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。来年も、どうぞよろしくお願いします。)

先週の半分以上、僕は長大にいた。心配された寒さも和らぎ、雨も降らなかった。ありがたし。

今年の僕のテーマは、騒音苦情ゼロ。。。。。。

住宅街を近隣に、というより、住宅街の真ん中に長大はあるため、野外ステージのサウンドは、どうしても外へ漏れる。しかも、出演バンドの大半はロックバンドだ。小音量のロックなんてあり得ない。

皮肉にも僕らが使う音響機材は、メーカーさんの企業努力の甲斐あって、より小さいスピーカーシステムで、より高音質且つビッグサウンドを実現している。

そんな高性能の道具の能力を意識して絞るのは辛いが、なんと言っても、近隣の方々のご理解あっての学園祭なのだ。

よりビッグサウンドを望むバンドと望まない住民の狭間に立って、そのベストポ081121_110802.JPGジションを見つける事も、プロとして腕の見せ所なのだ。

・・・・・残念ながら苦情ゼロ、というわけにはいかなかったが、去年に比べて、数、内容共に激減したという事なので、来年に繋げようと思う。

かつて長大祭は、5月の終わりに開催された。確か、開学記念日に合わせたものだったと聞いている。

季節柄雨には悩まされたが、それさえ無ければ本当に気持ちのよいお祭りだった。

当時は、アルコールもタバコもフリー。

前夜祭から既にべろべろ続出で、祭りも三日目になる頃には、あたりはゲロ臭くてたまんなかった。

ステージも バンドばっかりで、○○モン、○○タマ丸出しの猛者もいた。

全裸でよーいドン! もバカだっ081122_134901.JPGたな〜。

ステージに○○コしたヤツさえいたな〜。まともな社会人になれたのだろうか?

中退してプロになったヤツもいた。夢破れたヤツもいる。

単位を取る事も無く12年も在籍した無類の長大好きもいた。

そういえば、暴走族VS極真空手部、というマンガのようなとてつもないリアル格闘すらあった。

みんなバカタレだったが楽しかった。僕は、そんなバカタレ達が大好きだった。

(僕自身、○○年前、このステージに立っている。)

しかし、そんな野放図が、いつまでも許されるはずも無く、開催時期が秋に変わった頃から、徐々に品行方正に改革されていった。

内容も、バンド演奏一辺倒だったものが、ミス・ミスターコンテストをはじめ、ゲストライブやダンスパフォーマンス等、バラエティに富むものになり、081122_141101.JPGノースモーク・ノンアルコール(昼間)の徹底もあり、多くの家族連れや女子校生、小学中学生が安心して楽しめるお祭りになっている。

PHOTOは、上から、今年の初日のゲスト、オードリー・お笑いライブ直前の一枚。ざっと1000人位はいたんじゃないかな? さすが、売れっ子芸人。

二枚目は、同じ初日のライブ。長崎でがんばる華唄泥棒。長大生ではないが、数年前長崎県ライトミュージックコンテストで優勝した実力者だ。因に選んだのは、あの、チャーだ。

とても個性的で可愛らしい声と、不思議で等身大な歌詞が印象的な2人組だ。12月14日、ハマスカにも登場します。

三枚目は、二日目に行われた今年の呼び物、カッコいい女子と美しい男子コンテストの出場者で、女子たち。

長大の女子も、年々かわいくなりますな・・・・僕は二番だ。

最後は男子・・・・どうでもよし。

二日目は、天気も朝からサイコー。言う事無しの学園祭日和でしたなー。

開催期間を通して人出も上々で、祭のテーマの一つである、近隣の皆さんにより長大に親しんでもらう、は充分達成されたのではないだろうか?

かつて隣の某女子校から、学祭期間中は、学内通行禁止のお達しが出た事が嘘のようだ。

長崎を代表する国立大学の学園祭としては、これがあるべき姿なのであろう。

学生達は、みんな真面目でお行儀が良い。

勿論、異論は無い。(どころか内容変革のアイディアには、僕自身一枚噛んでいる。)

しかし、である・・・・なんか寂しいのは僕だけだろうか?・・・・・・・

ハマスカ#9 ユーズィーさん

11月 18, 2008 in blog

やっと、秋らしい爽やかな日が来たな、と思ったのもつかの間。急転、冬の襲来だ。

このまま今週は寒いままなのか?・・・・たまらんな・・・野外が続くのに。

野外PAの仕事は、天気さえ良ければ本当に気持ち良いもんなんだ。

081116_141301.JPGで、先の日曜。もはや恒例のハマスカ。寒さを心配したが、この日はポカポカと春のようなあったかな陽気に恵まれた。

ゲストはユーズィーさん。恐らくハマスカゲストの中では、マンボ稲松さんに次ぐベテランアーティストだ。

一見チョイ悪風の外見とは裏腹に、その素顔はその声同様とても柔らかで優しい方だった。
(本業は、かなり堅いお仕事のようだ)

※なんと追っかけ有り。

その音楽性は、いわゆる70年代和製フォーク。

僕らが小学生の高学年の頃から中学にかけて、日本中を席巻した音楽ブームだ。

ユーズィーさんも当時からフォークにのめり込み、オリジナルを唄い、自主コンサートも開催したそうだ。

その後、すっぱり音楽はあきらめ(大人ですな〜)、仕事に邁進していらっしゃったが仕事が一段落すると、やはり昔の虫がうずき始め、また音楽の道に戻ってきたということだ。

この世代(団塊世代)は、昔からパワーがある。

戦争直後のベビーブーム世代で、人口比率最大派閥であり、高度経済成長時代の申し子であり、今また高齢者社会に突入する我が日本の鍵を握る世代でもある。

博多発信の親父バトルも、まさにこの世代が牽引してきた。

僕らは、彼らの背中を見て走ってきたのだ。

081116_153402.JPGさて、肝心の音楽。・・・・まさにそれは70年代フォークそのもので、曲調も歌声も、長崎を代表するアーティスト『さだ まさし』や、『かぐや姫』等を彷彿させるものだった。

個人的には、カバーだが財津和夫の『青春の影』が、よかったなー。

この曲には思い出がある。・・・・・

僕が中学生の頃流行った曲だった。後にボーカルになった僕は、練習曲として、何度となくこの曲にトライした。あの柔らかい唄い方をモノにしたかったのだ。

が、いかんせん、根っからのロック声である僕には、あんな柔らかい声は逆立ちしても出ず、泣く泣くあきらめたのだった。

歌は、唄い手を選ぶ。

ユーズィーさんの柔らかな歌声を聞いていて、ふと、あるシンガーを思い出した。

これも、中学から高校にかけて良く聞いたアーティストで、ニール・ヤングだ。

ユーズィーさんにお願いがあります。今度是非、ニール・ヤングの『孤独の旅路』を唄って下さい。

きっとぴったりだと思います。(ひょっとしたら、もう唄ってらっしゃるかも?)

ユーズィーさんの柔らかな歌声は、出島ワーフのカフェ、St.ANDREWS JIGGER INNで、聞く事が出来ます。(不定期)

徒然なるままに・・・

11月 15, 2008 in blog

今日、葬式に出席した。今年、三度目だ。一度目は、お世話になっている美容師さんの祖母。長年、美容師をされていた方で、僕の舞台でも和服の着付け等で大変お世話になった大先生だ。享年94才。

二度目は、僕の伯父さん。親父のたった一人の兄貴だ。この方にも、幼い頃から大変お世話になった。
つい最近まで元気だったんだけど・・・・・享年86才。

そして今日。・・・親戚のおばちゃん、享年92才。・・・実は今日まで、どんな血縁か知らなかった。

で、同席した親父に尋ねてみた。親父はあきれながらも教えてくれた。

僕の父の母、つまり祖母の妹の娘さん????

どういう関係?  父とは従兄弟になる。・・・で、僕とは?・・・何だっけ?

まっ、そんなことはどうでも良い。

とても優しかった志津江おばちゃん、きっと天国で常男おじちゃんと再会している事だろう。

救いは、全員、長生きだった事。 順番と思えば気も軽くなる。

心配は、来年の精霊船・・・・人数足りるかな?

皆さん僕が幼い頃、既におばちゃんおじさんだった。考えると、人生って結構長い。

しかし、あとどれくらい生きるのか? なんて考えるより、やっぱり僕は、何が出来るか考える方が好きだ。

あとどれくらい、面白い事できるか・・・
思えば、おじちゃんやおばちゃんの時代は過酷だった。一番華やかな青春時代は戦争で、後は、家族を養う事に必死で。。。。

自分の夢、なんて悠長な事を考えるゆとりなんて無かったと思う。

だからこそ、僕らはがんばらなくてはならない。彼らの礎の上に僕らの夢の花は咲く。

さらにその種から、僕らの子供達が花を咲かせるだろう。

そしてさらに・・・・・・まるで、永遠に咲く花のように・・・

久々の・・初めての?・・秋晴れ。。。。

11月 12, 2008 in blog

cimg1163.JPG天高く馬肥ゆる秋。。。。

まさに今日はそうだ。空気は澄み、どこまでもはっきりと見える。

今年初めてじゃないかな、こんな秋空。

こんな気持ちのいい日はどっか遊びにでも行きたいとこやけど、そうもいかず・・・・・

イベントで使用する音源の整理やら、事務仕事の整理やら、打ち合わせやら、今日もびっしりなのです。。。

・・・・・・・・・・・

080128_124501.JPG。。。。。。。。。。。。。。

・・・・・・・・・

。。。。。。。。

・・・・・・
。。。。。

・・・・

。。。

※ 今日のランチは、久々に永楽苑の広東麺。・・・・やっぱ美味っす。

愛機シリーズ 番外編#6 Keeley MOD・Boss BD-2

11月 10, 2008 in blog

寒くなってきたな〜。もはや冬やね。今年は、僕の好きな爽やかな秋がないまま冬に突入するみたいだ。

今月末まで、連続野外を含むPA仕事が続く。風邪引かないようにガンバロっ!!

先日、スタジオでは、珍しく東京のお客様を迎えたセッションがあった。

内容は公には出来ないが、長崎県では、というか全国でも知らぬ人はいない、というくらいの有名人のテーマソングのレコーディングだった。

作曲を、その方と縁のある東京在住のミュージシャンが担当し、長崎の方が歌を唄う、ということで、弊社エコーフィールドが栄えあるレコーディングスタジオとして選ばれたようなのだ。

が、さらに聞くと、その作曲者は長崎出身で、18年程前、僕が音響チーフを担当していた道ノ尾ホールでライブをした事があり、僕の事を非常によく覚えてくれていた。

いやーありがたい事です。18年も昔の事なのにね。(ありがとうございました、野田君。)

何が嬉しいといって、その当時高校生だった彼がずっと音楽をやり続けているという事が何より嬉しかった。

最近こういう小さな喜びこそが、仕事の醍醐味なのだな〜としみじみ思うのです。

cimg1121.JPGということで、本日のゲスト。まだ続くオーバードライブ。(いつまで続くのかー)

Bossが久々に放った大ヒット、ブルースドライバーBD-2を、あのKeeleyがモディファイしたものだす。

もともとBD-2は非常に評判が良かったので、いつか買おうとは思っていた。

ラリー・カールトンも愛用、なんつー話もあったし。

つーことで、どうせ買うならより良いと思われるKeeley MOD購入と相成った訳です。

ヤフオクで、かなりローコストで買えたし。

楽器店でさらっと試奏して買ったのだが、実際にスタジオに持ち込んで弾いてみると、結構印象が違った。

いつものように、ギターは、ストラトとレス・ポール。アンプは、マーシャル1959 71年製、フェンダー、ツインリバーブ80年製を使ってチェックした。

まず、思った以上にボリュームがでかい。これはMODだからなのか、元々そうなのかは分からない。

トーンは、ちょっとギリギリしすぎ。ストラト、フロントで、センター位置ではとても使えない。せいぜい10時ぐらいまで下げないとね。

ドライブは どんどん上がる。最後はまるでヘビメタみたいなサウンドになる。

サウンドそのものは、評判通り、かなりのアンプライク。アンプのように歪む。ギターボリュウムを下げてもトーンはあまり落ちない。

ただ、そのギリギリしたトーンは好悪を分けるだろう。僕にはちょっと不自然にヒステリックに聞こえた。

チューブスクリーマーあたりとは根本的な違いを感じる。

前から感じていた事だが、イバニーズのチューブスクリーマーは、フェンダーのシングルコイル、ボスはギブソンあたりのハムバッカーを狙った音作りのような気がする。カールトン御大も335だしね。

故に、レス・ポールとの相性は良かった。

右下に付いているスイッチは、Lo-Fatスイッチ。いわゆる、ローエンド増強スイッチなのだが、・・・・・

なんとも、奥ゆかしい効果だね。実は、よくわかんない。アンプに依って効果に差があるようだ。

cimg1130.JPG

結論。

僕にとって、BD-2は、ツインリバーブ等のクリーンなアンプに繋いで、軽く歪ませるクランチマシンだ。

こうすると、大げさに言うならば、たちどころに銀パネが黒パネになる、とでもいうかな。

ギターのボリュームへの反応もアンプライクだし。歪みの質もアンプに近い。

ギブソンあたりのハムバッカーだと、メインの歪みとして充分活躍できると思う。

※ 後日、知り合いが持っているノーマルBD-2と比較した。アンプがヘボだっし、環境が悪くて、かなり電源ノイズがのっていたので断言はできないが、結果はかなりがっかりするものだった。

レベルはほぼ同じ。ドライブは、逆に2割ほど少ない。トーンの効きはほぼ変らず。

ノイズレベルは、本体以外のノイズが大きすぎて判別不能。

しかし、スタジオで調べたときは、かなりのローノイズだったことは確認済み。

ただ、全体的にハリがあり、サウンドの品位が上のような気がするが、それも気がする・・程度。

Lo-Fatは、なくても良い程度。

結果2

キーリーにはこだわらなくても良い・・・気がする・・・・ガックシ。。。。
(まさか、偽モンじゃねーだろうな?????)

龍馬伝

11月 08, 2008 in blog

20081107-00000016-ykf-ent-thum-0002.jpg決まったね。。。。2010年大河『龍馬伝』の主役。

キムタクにほぼ決まりだとか、いやいや織田裕二も有るとか、外野はかまびすしかったが、ふたを開ければ意外にも噂一つ出なかった我ら長崎県人が誇る大スター、福山雅治君に決定した。

田上市長喜んでるやろうなー直訴のかいあったなって。。。これで観光客激増ばい!!

間違いないね。福山と龍馬の相乗効果で、長崎さるくは予約パンパンになるんちゃうかな?!

ホテルや旅館も、捕らぬ狸のなんとやらで、今から算盤はじいてにんまりしていることやろう。

まっ、30年来の龍馬フリークの俺様としては、福山君ではねぇ〜、という気持ちもあるが、愛する長崎の事を思えば一番良い結果になったと思う。

あの甘いマスクでどんな龍馬を演ずるのか、250px-sakamoto_ryoma.jpg今から楽しみやね。。。

これまで龍馬を知らなかった女性も、福山効果で龍馬狂いが大繁殖するに違いない。

龍馬が女にモテたのは間違いないからね。

そのためにも長崎は、市も県も一体になって観光地整備をせんばいけんね。間に合わんかもしれんけど。

一つ心配なのは、物語の中で龍馬の長崎時代がどれほど取り上げられるかやろうね。

龍馬の活動地域は大別して、土佐(高知)、江戸(東京)、長崎、京都、下関、と、広い。

もちろん、その中でも長崎時代は、いわゆる飛翔の時代としてドラマとしては大いに盛り上がるはずなのだが・・・こればっかりはね、脚本次第やからね。。。。

光と陰

11月 06, 2008 in blog

ln05a1.jpg2008.11.4深夜。第44代アメリカ合衆国大統領に、バラック・オバマ氏が当選した。

1776年の独立以来初のアフリカ系アメリカ人大統領の誕生だ。足掛け二年に及ぶ激闘を勝ち抜いた、その体力と精神力に、まず敬意を表したい。

ウルトラタフでなきゃ、大統領職は勤まらない。アメリカらしいハードルだ。

当選直後の演説はとても落ち着いた素晴らしいもので、聞いている民衆の魂を揺さぶる感動的なものだった。

よくいわれる事だが、 彼は、第三十五代大統領ジョン・F・ケネディと比較される。

どちらもハーバード卒のエリートで、若く、才能はうたがいもなく、自信に満ちあふれ、物腰はどこまでも優雅だ。

ケネディは、アメリカの主流、プロテスタントではなくカトリックで、アイリッシュ系だった。

200px-john_f_kennedy_white_house_color_photo_portrait.jpgオバマは、いうまでもなくアフリカ系だ。

彼らが大統領になる事自体が、一つの奇跡であり革命だったのだ。

そして何と言っても、聴衆のハートをわしづかみにする名スピーカーだ。

ケネデイは47年前、就任演説でこう民衆に呼びかけ奮い立たせた。

『あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。』

そして、オバマは昨夜、熱狂する大観衆をなだめるように言った。

『自由を疑う人、・・・民主主義を疑う人・・・その方々に伝えよう。今日が、その答えだと。』

感激が最高潮に達した観衆とともに最後に締めくくる。

『Yes we can!!』

2人の共通点は、人々が、決して無くしたくはない、あるいは、どこかに置き忘れた、“誇り”に、極めてダイレクトに響く言葉を持っている事だ。

翻って日本の政治家は・・・・・はぁ〜、ため息が出そうなくらいお粗末なもんです。

アメリカは、それこそとてつもない暗部も同時に抱えている。しかし、それでも、昨日のオバマ氏の言葉を聞いていると、まだまだ希望はあると思えるのだ。

それこそが、真のアメリカの力なのだと思うし、それこそが政治家の力なのだ

願わくば、その暗部のメカニズムが動いて、かつての悲劇(暗殺)を繰り返さないように祈りたい。

20081106-00000500-sanspo-ent-thum-000-small1.jpg奇しくもその前日、我が国では、かつて絶頂を極めたヒットメーカーが逮捕された。何と詐欺事件だと言う。

その全盛期、年間100億は稼いでいたといわれるその男の凋落ぶりは、見るも無惨なものだった。

僕は、20数年前と19年くらい前の二回、彼と仕事をした。

一回目は、まだブレイク前で、小さなライブハウスの演奏を、僕がラジオ番組用として、録音を担当した。

観客は50名いたかどうか ・・・

二回目は、完全にブレイクしていて、長崎市公会堂の公演だった。この時僕が担当したのは、20名程のエキストラを仕込む事だった。(実は当日欠員が出て、僕自身ステージに上がった。)
この日は昼夜二回公演で、どちらもソールドアウト。計3500名あまりの観客動員だった。

いずれにしても、直接、彼と話した訳ではない。が、本当の彼は、きっと、ただただ音楽が大好きで、静かにシンセサイザーをいじっていれば幸せ、という物静かな青年なのだと思う。

別に肩を持つ訳ではない。実に恐ろしきは、金と欲。そして、それに群がる輩なのだ。

世の中には、彼なんかよりずっと罪深い本モノの詐欺師がゴロゴロしている。

そんな連中は、決して、司法の網に引っかかる事なくのうのうと今日も誰かを騙している。

そういうクソどもと比べれば、小室君は、ある意味、被害者なのだと思う。

しかし、ミュージシャンにとって、最も大事というか最後の砦である著作権を釣り餌に使うとは、・・・・なんとも悲しい話だ・・・・

きっと彼は、その昔、金と引き換えに、“誇り”、をも、無くしてしまっていたのだろう。。。。

ハマスカ#8 LATELY

11月 04, 2008 in blog

081102_141901.JPGこの週末はPAばっかりだった。三日間で9本!! ありがとうございます!! でもしんどかったー!

恒例のハマスカもその一つ。 今回のゲストは長大の音楽科の学生さん達によるグループ、レイトリー。

ひょっとして、スティービー・ワンダーの曲名からとったのかな?

(冊子ハマスカには、ラッテリーと表記され、本当にすいません。)

数ヶ月前、CMの製作現場で、ピアノの小林女史とお会いしたのが縁で、今回出演して頂いた。
編成は、ピアノ、フルート、クラリネット、081102_141101.JPGサックス。いわゆる、きちんとクラシック音楽教育を受けている人たちによる演奏なんですな。

みんなが知ってるような楽曲ばかりなんだけど、こういう楽器で、且つきちんとアレンジされている演奏だと、なんだか新鮮で気持ち良かった。

※ 多分、僕が担当したハマスカの中では、最も集客数が多かったんじゃないだろうか?

一曲だけボーカル曲があって、決して巧い歌ではないけれど(失敬、小林さん)、声がとても澄んでいて魅力的な歌声で、もう少し聴きたいと思った。

やっぱ、歌は技巧じゃないもんね。

僕はロック野郎だが、こういうクラシカルな演奏も大好きだ。特に録音は。

普段僕らは便宜上仕方なく、シンセサイザーやサンプラー音源でフルートや弦楽器の音を出している。

でも本当は、本物の楽器の音が良いに決まっているのだ。

いつか長崎でも、もっともっと、いろんなジャンルのミュージシャンが自由に交流できたら、きっと良い音楽が生まれるんじゃないだろうか。。。。

愛機シリーズ 番外編#5 CAE&MXR Boost:OverDrive

11月 01, 2008 in blog

昨日で十月も終わった。はえーーーーーー!! 今年の速さは何だ???

それに、今年は何だか秋らしい日が少ない。ずーっと夏で、ちょっと涼しくなったと思ったら、もう寒い。

すかーっと秋晴れで、気温もちょうど良い、という日が少ない。

このまま冬はいやだな。。。。

cimg1128.JPGまっ、そんな事とは関係なく久々の愛機シリーズ番外編。続きますオーバードライブ。

今日のゲストは、カスタムエンジニアリングの雄、CAEと、エフェクター界の老舗、MXRの共同開発機器、Boost&OverDriveだす。・・・・しかし、まんまのネーミングやな。何か無かったんやろうか?

その名の通りのペダルです。面白みは無い。

僕は、こいつのブースター部分が欲しくて購入した。オーバードライブはおまけですな。

ブースター部分は、昔からあるMXRのマイクロアンプと同様のものと思って良い。

いわゆるクリーンブースターで、何も足さず引かない。原音そのものをプッシュアップする。その幅は20db もある。マイクロアンプと比べると、さすがにSNは良い。

僕はこれを、マーシャル1959で、もう一押しのオーバードライブが欲しい時に使用する。

限りなくマーシャル本来のトーンを保ったままでゲインアップしたい時はベストチョイスだと思う。

で、おまけのオーバードライブ。・・・・これは、・・・うーん、何と表現したら良いのかな?

いわゆるチューブスクリーマー・タイプのようにミッドレンジを押し出した、コンプ感の強いものではないし、

ラットのようなハイゲイン・ディストーションでもない。

しかし、ゲインはけっこう深く、音質はぶっとい。・・・・

プリアンプだな、こりゃ・・・・

ツインリバーブに繋いで音を作っても、これ単体で充分な歪みが得られるし、ギターのボリュウムを絞ってもトーンは鈍らない。もちろん、マーシャルに繋いでモアドライブとしても充分いける。

どちらかというと、細めの音質のストラトに合う。

まぁ、いわゆるLAミュージシャン御用達、とでも言えば良いのか?

正直、悪いとこ等無いのだが・・・・・・・・・・好みではない。