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愛機シリーズ 番外編#2 Marshall The Guv`nor(ガバナー)

9月 19, 2008 in blog

080918_121802.JPG台風は来ないようだ。このまま、本州の太平洋岸を舐めるように進むのか?  どこにも被害がでない事を祈る。

さて、今日の昼食は、僕の好きなトンカツ屋さん、万屋町(多分?)の“かつ吉”。

ご夫婦二人で営むこじんまりとしたお店だ。ここを知って10年以上にはなると思うが、何も変わらない。

僕が食べるトンカツも、ほぼ一品、“ヒレカツ”だ。いつも変わらない。(もちろん、他のメニューも絶品だ)

ほっかほかのご飯に、素麺の入った、ちょっと甘い白みそのみそ汁、シャキシャキのキャベツにゴマのドレッシング。いずれもが抜群のハーモニーを奏でる。

ガツンとトンカツを食ったところで今日のゲストは舶来品だ。メイド イン イングランドだ。

イングランドといえばMarshallでしょう!!

という訳で、イングランドが生んだ、The KING of ROCK AMP = Marshall が、初めて世に送り出したペダルエフェクター、『The Guv`nor ガバナー』を紹介しよう。

cimg1134.JPGその2 Marshall The Guv`nor(ガバナー)

買ったのは、多分、1987〜8年頃。実は、はっきり覚えていない。

この頃僕は、完全にエンジニアとして生活しており、ミュージシャン稼業とは、はっきり線を引いていた時期だ。

しかし、相変わらずギターだけはいじっていた。自宅で弾く分には、小さなアンプで充分なオーバードライブが得られたのだが、スタジオ等で使う、大きめのアンプをドライブさせるには、やはりペダルが必要だった。もう、OD-1では、時代的に対応できなくなっていた。

※ OD-1が活躍した1979年〜 83年位は、日本では、いわゆるスタジオミュージシャンがもてはやされていた時代だった。
彼らは、完全にエフェクターだけで音作りをして、アンプは出来るだけクリーンなものを使っていた。
一時は、アンプさえ使わず、ラインだけで録音していた程だ。
この頃の歌謡曲の歪んだギターサウンドの多くが、OD-1だったと思う 。

しかし、時は過ぎ、時代は回転する。より過激で鋭いサウンドが求めらcimg1135.JPGれるようになり、ギタリストはアンプへ帰っていった。

そんな時、『RAT』というスンゲェーペダルがあるという噂を耳にする。

確かめるべく楽器屋さんへ行ってみた。 RATはあった。ふと、そのとなりに目をやると見慣れたロゴが・・・・

Marshall・・・・それが、Guv`norだった。それまでマーシャルはペダルエフェクターは作っていなかった。

僕にとって、歪みの象徴であり理想形がマーシャルサウンドだったので、当然、それも取り出し、RATと2台並べて試奏を始めた。

どちらも素晴らしかった。しかし、2台とも買う程の余裕も理由も無い。

ひとしきり弾き倒して決めた。・・・・ガバナーに。

理由は、・・・・RATは、やはり、アメリカ製(多分??)らしく、カラッとしていて、明るいサウンドだったのに対して、ガバナーは、あくまでもブリティッシュらしく、ねばっこく、ウエットな質感を持っていた。

根っこにブリティッシュ魂が脈々と流れる俺様なので、RATも捨てがたかったが、ねばっこさに負けてマーシャルをとった。

それから、約20年あまり。ガバナーは、スタジオの脇役として、いつも僕の側にあった。

僕自身にとっては、長い間の愛機だったマーシャルJCM900の、ここ一発のブースターとして活躍した。

時は流れ、いつの間にか、このガバナーもビンテージの銘機の一つに数えられるようになった。
中でも、Made in ENGLAND は、価値が高いらしい。

バカ息子がいつのまにか出世したようで嬉しい。

で、今、改めて聴いてみる。

ツインリバーブに繋いでみる。・・・・歪みもかなりあるし、音質も悪くない。やはり、ロー・ハイが削れるが、こいつには3バンドEQがついているので、補正できる。

ドライブを下げて、1959にブースターとして使っても、かなり良い感じだ。

ストラトでも、レスポールでも使える。かなり使い勝手の良いヤツだったのね。

結論。

まだまだ、充分いける。後は、好みと使いどころ次第なのでは?
これは、単体で十分に音が作れるので、アンプが持ち込めない指定できない場所で、より生きるのではないだろうか?