Archive for 7月 1st, 2008

 

傷だらけの・・

7月 01, 2008 in blog

天使・・・・・

友人の塚○君が、僕が傷天の大ファンだと知って、DVDをくれた。ありがとう。

何かお礼するね!!

僕にとってバイブルといってもいいドラマだ。

cimg1048.JPG

有名過ぎるオープニングシーンを、そっくりそのまま真似したことがある。

まずかったな〜、生のコンビーフ・・・よくあんなもん食えたな〜、ショーケン。

高かったな〜、オープンリールデッキ!! 当時でも、中古で10万もした。

放映は、・・・多分、1974年頃。僕は中三だった。

当時、『太陽にほえろ』のマカロニ刑事役で人気爆発していたショーケンこと萩原健一主演のドラマということで、かなり期待していた記憶がある。

そもそも、僕はその前のグループサウンズ時代のテンプターズの頃からファンだった。

王子様キャラやお坊ちゃんキャラばかりのグループサウンズの中で、飛び抜けて不良っぽくてギラギラしていたからね。

そんなギラギラぶりを爆発させたドラマが、この『傷だらけの天使』だった。期待を遥かに越えていた。

音楽もいかしてたな〜、なんとなくマヌケで。今でもあのメロディーを聴くとワクワクする。

それにファッション!! 当時、ではなのビギ!! 菊池武夫!!

まだ長崎にビギは無かった。ただの憧れだった。

まともに見るのは、10年ぶりぐらいかな? ・・・・・

しかし、改めて見ても凄いね・・・・やっぱ凄い・・・

熱い・・暑い・・・・厚い・・・・篤い・・・・

生身の人間同士がガチンコでぶつかり合っている。とにかく、人間の上っ面を覆っているもの全てを、すっかりひっぱがしたかったんだろうな。・・・このドラマの制作陣は。

なんと、長崎が誇る市川森一大先生も、生みの親の一人だ。素晴らしー!!!!!

当時のショーケンは多分、24.5才かな?・・・今のイケメン俳優の甘ったるいドラマも面白いものもあるが、何なんだ、この迫力の違いは。

勿論ショーケンだけでなく、出演者スタッフ全員の熱さがほとばしっている。

おまけに、ほとんど裸祭りじゃん!!

中でも、第3話の中山麻里の美しさ溢れるオッパイなんざ、天女のような美しさだ。

それにしても、当時のスター中山麻里を、惜しげも無くこんな姿にしてしまうなんて ・・・

今で例えるなら、小池栄子をストリッパー役にして、オッパイ丸出しにするようなもんだ 。

もちろん、魅力はオッパイだけじゃあない。

共演陣の豪華さ、
(現在、映画『相棒』が大ヒットしている、大俳優、水谷豊。今は亡き大女優、岸田今日子。ボインのホーン・ユキ、唯一の不満は彼女の出番が少なかった事。面白過ぎる岸田森。亡くなった西村晃さんがいやらしい刑事役でいい味だしてんだな〜。)

キャラクター設定の面白さ、・・何といっても、脚本の面白さ 。

(このドラマの影響で、松田優作の『探偵物語』が生まれたのは有名な話だ。)

ただ、今と比べると長い放映期間、複数の監督脚本家が交代で製作しているためか、その違いが如実に作風の違いとなっている。

今見ても充分に面白く洗練されたおしゃれなものもあれば、僕らでも、その浪花節について行けないほど古くさいものもある。・・・時代的にはしかたないか?

このドラマの最大の魅力は、ショーケン演じる主人公が、とてつもなく自由だ、という点だ。

親無し、学歴無し、金無し、職無し、妻無し(ただし、子供はいる)・・

まさに裸一貫。ないない尽くしのその日暮らしだ。(素の人間、とも言えるね)

でも、最近のフリーターのような閉塞感とは全く無縁だ。

当然、自由といっても腹は減る。眠るためのヤサはいる。

人生は、のうのうと自由を謳歌できるほど優しくはないのだ 。

だからこそ、常に真剣だ、命がけだ。だから可笑しい。だから哀しい。

今のなんでもソフティケイトされ過ぎた世の中に慣れた若者たちには、暑苦し過ぎるドラマかもしれんね。